試乗記
無限の「プレリュード」ボディキット「SPEC.III」初試乗 注ぎ込まれたノウハウとは?
「シビックTYPE R Group.A/Group.B」にも試乗
2026年2月13日 00:00
16セット限定抽選販売の「SPEC.III」
2023年に創業50周年を迎えた無限。その歴史はホンダとともに歩んできたF1をはじめとするモータースポーツにおける輝かしい結果や、そこからのフィードバックを施したコンプリートモデルの数々が今もなお語り継がれている。
また、F1モナコでの優勝、スーパーGTやスーパーフォーミュラでのチャンピオン、一方でバラードCR-X、FD2シビック、CR-Z、S660で行なったコンプリートカー事業の成功など多岐にわたる。
そんな無限が現在手掛けているのは、プレリュードに対するパーツの数々だ。中でもボディキット「SPEC.III」が話題の中心である。そもそも無限は1987年、5代目プレリュードに対してパーツ群の「SPEC.II」を発売。その現代版がコレだ。
カーボン製のエアロパーツに加え、スポーツエキゾーストシステム、ボディサイドデカール、シリアルナンバープレートがセットとなるこのキットは(ばら売りも行なっている)、無限のワークスナンバー16にちなみ、16セット限定抽選販売を行なう。価格は165万円。抽選受付期間は2月27日15時までとなっているので、気になる方はチェックしてみてほしい。
今回はこの「SPEC.III」にBBSとの共同開発アルミホイール「FR10」とパフォーマンスダンパーを加えたものに試乗する。「FR10」は19×9.5J、PCD120mm、インセット60mmというサイズで、245/40R19のブリヂストン「ポテンザS007A」を装着していた。
ちなみに純正のタイヤ&ホイールサイズは235/40R19、19×8.5J、インセット60mmだから、見た目の安定感とタイヤ&ホイールの張り出しはかなりの迫力だ。また、前後にYAMAHAとの共同開発となるパフォーマンスダンパーを加えている。
走ってまず感じるのは安定感の高さだ。まるでベタッと路面に張り付いたかのような感覚がある。それでいてステアリングは切り込めばシャープに反応し、リアも即座に追従してくれるから心地いい。乗り心地も損なわれていないところもポイントだ。
そこに爽快なエキゾーストノートが加わるのだからたまらない。「S+Shift」を使いながら加減速を行なえば気分も高揚してくるってもんだ。また、ブレーキパッドが変更されカチッとしたフィーリングが得られたところもマルだった。
安定感を高めた「シビックTYPE R Group.A」
続いて試乗したのはシビックTYPE R Group.A(グループA)という車両で、こちらも内容的には同じくエアロパーツとホイールとパフォーマンスダンパーという組み合わせ。
印象としてはプレリュードと同じく、ノーマルに比べて安定感が高く、けれども軽快さや乗り心地が損なわれていないところはさすが。プレリュードよりもハードなブレーキパッドとし、さらに剛性感の高いフィーリングを与えていたことも印象的だ。
よりハードに仕上げている「シビックTYPE R Group.B」
クローズドの広場でシビックTYPE R Group.B(グループB)というよりハードなものにも少しだけ試乗。こちらはブレンボ製の6ピストンキャリパーと、チタンエキゾーストシステム(フロントパイプはステンレス)を与えた究極の形である。
走ればペダル操作に対して正確無比に動くブレーキと、乾いたサウンドを展開するところが印象的。-8.75kgを実現する軽量さもあり、動きに軽快さが備わっていたところも光っていた。
N-ONE e:用パフォーマンスダンパーを体感
最後はN-ONE e:にパフォーマンスダンパーを付けたものに試乗したが、微振動を減らしフラットに走ることや、素直なハンドリングが長けていると感じた。軽自動車でも乗り心地やフィーリング面において上質さが味わえるこのアイテムは、ダウンサイジングユーザーなどにオススメではないかと思えた。
このようにクルマの本質を高めてくれる無限のアイテム群は、さすがはモータースポーツ直系集団と思えるものばかり。相変わらず痒いところに手が届くものばかりだった。
無限のスポーツテイストが込められたエアロパーツ
もちろんSUVやミニバンにも無限の世界観を投影したアイテムを多数ラインアップしていて、試乗会場にはデモカーが展示されていた。
「WR-V」をスポーティでたくましく表現
WR-V用無限パーツは、「Active Sports Gear(アクティブ スポーツ ギア)」をコンセプトに、スポーティでたくましさを強調する、こだわりを込めたパーツをラインアップ。スタイリングでは、SUVらしさを引き立て力強い印象を与えるマットブラック仕様と、都会的かつスポーティなスタイリッシュさを演出するボディ同色仕様の2つのパターンを設定しているが、撮影車両は前者だ。
スポーティでアグレッシブに仕上げた「ヴェゼル」
ヴェゼル e:HEV RS用無限パーツは「Urban Sport Style(アーバン スポーツ スタイル)」をコンセプトに、無限らしいスポーティでアグレッシブなカスタマイズを提供する、こだわりを込めたパーツをラインアップ。
エクステリアは、立体的な造形とすることでスタイリッシュかつ存在感を演出。「フロントアンダースポイラー for RS」はボディ同色とすることでフロントビューの存在感を高めるとともに、純正フロントバンパーより約18mmダウンすることでスポーティさを強調。
「サイドガーニッシュ」は純正サイドガーニッシュより21mmダウンし、ボディ中央から前後へと流れる2本のキャラクターラインが彫りの深い造形を生み、力強さを表現したほか、「リアアンダースポイラー for RS」はRS専用デザインのディフューザー形状を採用し、純正リアバンパーよりも7mmダウンを実現している。
フリードを普段使いからアウトドアまでアクティブに使えるスタイルに
フリード用の無限パーツは「Sports for Everyone」をコンセプトに、普段使いからアウトドアまでアクティブに生活されるすべてのユーザーに向け、無限らしいスポーティさを高めるこだわりを込めたパーツをラインアップ。

















































