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写真で見る スバル「XV」(2021年一部改良)

スバルXV商品改良モデル。撮影車両はAdvance Style Edition。ボディカラーはクールグレーカーキ

12月16日に一部改良を発表

 スバル「XV」はクロスオーバーSUV。2017年に発売された2代目モデルは、同社の次世代プラットフォームとなる「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」を採用することで、走りのパフォーマンスはもちろん、軽量化や安全性などを高いレベルで実現しているのが特徴。その後、2.0リッターガソリンエンジン車を2.0リッターエンジンにモーターを組み合わせたe-BOXER仕様に統一したほか、2020年には内外装デザインに加えてサスペンションの見直しなどまで行なった大幅改良を実施している。

 今回の改良ではXVとしては初となるファブリック表皮のフロントシートにシートヒーターを内蔵する組み合わせを設定。「2.0e-S EyeSight」および「Advance」には標準装備とした。また、新たに1.6リッターエンジン搭載車に「サファイアブルー・パール」のボディカラーが設定されている。それ以外のパワートレーンや安全装備、機能などは従来モデルから変わらない。

 また、同時にe-BOXER搭載車に特別仕様車「Advance Style Edition」を設定。これはXV誕生10周年を記念して設定されるモデルで、外装ではフロントおよびリアにグレーメタリック塗装の専用パーツを装着するほか、標準装着となる18インチアルミホイールもダークガンメタリック塗装を採用。内装では加飾部を「ブラックラスト」塗装とするほか、初採用となるイエローステッチでコーディネート。落ち着いた印象の中にもアクティブなイメージを感じさせる組み合わせとしている。

 グレードは1.6リッターエンジン搭載車が「1.6i EyeSight」「1.6i-L EyeSight」の2タイプで、価格はそれぞれ220万円、233万2000円。e-BOXER搭載車は「2.0e-L EyeSight」「2.0e-L EyeSight Smart Edition」「2.0e-S EyeSight」「Advance」の4モデルで、価格は265万1000円~295万9000円。特別仕様車のAdvance Style Editionは291万5000円となる。

e-BOXERは水平対向4気筒DOHC 2.0リッター直噴「FB20」型エンジンと「MA1」型モーターの組み合わせ。エンジンは最高出力107kW(145PS)/6000rpm、最大トルク188Nm(19.2kgfm)/4000rpm、モーターは最高出力10kW(13.6PS)、最大トルク65Nm(6.6kgfm)を発生する
特別仕様車専用となるダークガンメタリック塗装の18インチアルミホイールを装着。タイヤサイズは225/55R18
内装はグレーの組み合わせをベースとしており落ち着いた印象
光沢を抑えたブラックラスト塗装の加飾パネルと主張しすぎないイエローステッチの組み合わせ
新たにファブリックシートにも装着可能になったシートヒーター。一部グレード以外はパワーシートやリバース連動ドアミラーなどとのセットオプションとなる
ステアリングは本革巻タイプ。こちらもブラックラスト塗装とイエローステッチの組み合わせ
シフトまわりも同様のコーディネート
アルミパッド付スポーツペダルは標準装備
オプションのフロアマットはボクサーエンジンをイメージした新デザインを採用
シート表皮はトリコットと合成皮革のコンビネーション
分割可倒式リアシートとの組み合わせでラゲッジスペースのアレンジが可能

オプション

 クロスオーバーSUVだけにオプションも豊富に用意されている。こちらは先代モデルにオプションを装着したものになる

アウトドアをイメージしたオプション装着車
縦基調デザインのフロントグリル
暗闇で淡く光るLEDエンブレム
LEDフォグランプ。フォグランプスイッチのON/OFFでホワイトとイエローの切り替えが可能
ドア中央部はボディサイドモールディング、ドア下部にドアアンダーガーニッシュ ブラックを装着
ボディサイドのワンポイントとなるフューエルリッドガーニッシュ
アンダーガード風のデザインを採用するリアバンパーパネル。テールゲート下部にはアクセントとキズ防止を兼ねたテールゲートガーニッシュ ブラックを装着
撥水性のある生地を使ったオールウェザーシートカバー FT ブラック。リア用もラインアップ
ドアオープン時にさりげなく主張するLEDサイドシルプレート