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写真で見るメルセデス・ベンツ「スマート電気自動車」
(2014/3/4 00:00)
メルセデス・ベンツの「スマート電気自動車」は、名前のとおりマイクロコンパクトカー「スマート フォーツー」の電気自動車(EV)版。
スマート フォーツー エレクトリックドライブには、今回撮影した通常仕様(295万円)のほか、BRABUS仕様としてモーターの出力アップとともに専用内外装を施した80台の限定車「スマート フォーツー ブラバス エレクトリックドライブ」(399万円)の2タイプがある。
撮影した通常仕様のスマート電気自動車は、最高出力55kW(74PS)/4000rpm、最大トルク130Nm(13.3kgm)/0-4800rpmを発生する電気モーターを搭載し、電気モーターらしく最低回転から最大トルクを発生している。バッテリーはリチウムイオン充電池(17.6kWh)で、満充電で180km以上(JC08モード走行)の走行が可能。
スマート フォーツーはもともとリアエンジン、リアドライブのパワートレーンを持つが、EV化されてもそれは変わらず、電気モーターをリアに搭載し後輪を駆動する。前後でタイヤサイズが異なることもガソリンエンジン車と同様で、前輪は155/60 R15、後輪は175/55 R15となっている。
ボディーサイズは2740×1560×1540mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース1865mmと、ガソリン車と同様コンパクトに仕上がるが、車両重量は950kgで100kgほど重くなっている。
撮影車はオプションとして「エレクトリックドライブデザインパッケージ」を選択していて、ホワイトをベースにグリーンのアクセントを加えた電気自動車専用色となっている。このほかにも、他のスマートフォーツーと同様の通常カラーも用意されている。