トピック
東京オートサロンでケン・ブロック選手と川畑選手のトークショー。TOYO TIREのドリフト性能について詳説
いずれは2人で追走も!?
- 提供:
- TOYO TIRE株式会社
2019年2月7日 00:00
- 2019年1月11日~13日 開催
1月11日~13日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン 2019」。TOYO TIREのブースでは、ラリードライバーのケン・ブロック選手と、全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)などで活躍するドリフトレーサー川畑真人選手の2人による「スペシャルゲストトークセッション」が行なわれた。ここでは、「TOYO TIREを選ぶ理由」というテーマで11日に行なわれたトークショーの内容についてお伝えしよう。
TOYO TIRES 東京オートサロン2019ブースステージ インデックス
・オープニングステージ ~ ムービー
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY
・スペシャルゲストトークセッション1
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=366
・TOYO TIRESを選ぶ理由
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=531
・トランプトーク
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=886
・Ken Block's GYMKHANA TEN
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=1444
・スペシャルゲストトークセッション2
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=1690
・川端真人選手 D1映像
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=1883
・スペシャルゲスト トークセッション3
https://youtu.be/M_tlx-CjgBY?t=2068
2輪駆動と4輪駆動、どちらが長くドリフトできる?
ケン・ブロック選手といえば、世界的なラリーレーサーであり、YouTubeなどで公開しているカースタント動画「ジムカーナ」シリーズでもよく知られている。2018年12月にはその10作目となる最新作「Ken Block's GYMKHANA TEN: The Ultimate Tire Slaying Tour」が公開され、再生回数は2019年1月中旬までの約3週間で1200万回を超えた。オートサロンのブース内では、その動画で実際に走らせたフォード「F-150」ベースの改造車も展示。装着しているのは大口径・低扁平タイヤの「PROXES ST III」だ。
この動画についてブロック選手は、「これまでの9作品をどうやって上まわるか、それが難しかった」と言い、最終的には「自分が楽しんでいるところを皆さんに見てもらうことを第一に考えた」とのこと。節目となる10作目ということで、「自分の中でもちょっとしたセレブレーションの意味合いもあって、今まで自分が身に付けてきたドライビングテクニックを存分に出せるような内容にした」という。
そんな激しいスタント的な走行になぜTOYO TIREを選んだのか。ブロック選手は「クルマをスライドさせるときには最高のタイヤだし、どんな場面でも適切に機能してくれる。常にスライドさせるとしても、その中に十分なグリップがあって、自分を楽しませてくれるタイヤになっている」と理由を説明。「グリップとスライドの性能のバランスがいい。新品状態でも摩耗したときでも、熱が入っても冷めても、コンスタントにグリップを保てるし、ハンドリングも気に入っている」とも話した。
一方の川畑選手は、2017年から開催されている「FIA Intercontinental Drifting Cup」の初代王者となり、D1グランプリでも3度の総合優勝を果たすなど、今でこそトップレーサーの1人ではあるものの、TOYO TIREを使い始めたのはまだ無名の頃だったという。「成績も何も残していない状況で(TOYO TIREに)すごく応援していただいた。その後、チャンピオンを獲るようになって、今度は逆に成績で恩返ししたい、もっと世界に羽ばたいてトーヨータイヤをアピールしていきたいという思いが強くなった」のが大きな理由だと打ち明ける。
また、そういった気持ちの面だけでなく、性能面でのアドバンテージももちろん大きいようだ。「競技やパフォーマンスにおいて、今はスピードも要求されるようになってきた。タイヤを滑らせながらコントロールする、滑らせていてもグリップさせる、ドリフト競技はそんな矛盾との戦い。その中でトーヨータイヤは圧倒的なパフォーマンスを発揮してくれる」とし、「今となっては欠かせない、自分の中で当たり前の存在」になっているとのこと。
その後は、あらかじめ用意されたカードを1枚ずつ引いて、そこに書かれたテーマについてトークすることに。「トーヨータイヤをほめちぎれ」というカードを引いたブロック選手は、「トーヨータイヤはいいタイヤを作っていて、(自分との)いいパートナーシップがある。これ以上褒めるところがない」とシンプルにコメントした。
川畑選手は「心に響いた大先輩の格言」というカードを引き、2010年に不慮の事故で亡くなった同じドリフトレーサーの黒井敦史選手の言葉を挙げた。「ドリフト人生で一番影響力のあった大先輩」だという彼の「できないんじゃない、やらないだけだ」との言葉を聞き、「やる前から諦めるんじゃなくて、とにかくやってみよう」と、それ以来どんどんチャレンジしていくようになったと話した。
次にブロック選手が引いたカードは「ここがヘンだよトーヨータイヤ」。これについて同選手は、「トーヨータイヤはマーケティングの方法が日本にしてはユニーク。自分を(このイベントに)連れてきたり、Hoonitruckを持ってきたりと、すごくイノベーティブで変わっているかも」とし、「優れた製品を作るだけでなく、マーケティングでも画期的なことをやろうとしているのは尊敬する」と、結局ここでもほめちぎった。
川畑選手が2回目に引いたカードは、会場からの質問を受け付けるジョーカー。「2輪駆動と4輪駆動でどちらが長くドリフトできるか」という子供からの意外と奥の深い質問に、「自分は2輪駆動、ケン・ブロックは4輪駆動で、少しジャンルは違うが、どっちも長く続けられるかなあ……」と、川畑選手は悩みながら回答。しかし、「2輪駆動は後ろのタイヤだけ使うので先にパンクしちゃう。(そういう意味では)4輪駆動の方が長く(ドリフト)できるかな」と結論付けた。
最後に2人の走行動画を見て、ブロック選手と川畑選手が互いのことをどう思うか、という問いにブロック選手は「やる気も見えるし、楽しそうにやっている。ハイパワー車をコントロールするとんでもないスキルもある。本当に楽しそうだし、僕もああいう風にやってみたいからうらやましく思う」と川畑選手を評価。対する川畑選手は「(ブロック選手の)横に乗せてもらいたいなあ。テクニックを生で乗って盗みたい」と話し、「そのうちケン・ブロックと追走とかやりたいですね」と、将来のドリフト競演を期待させつつ締めくくった。