トピック

まるも亜希子の初めてのリアル謎解きゲーム体験♪

小学生でも家族でも楽しめるツインリンクもてぎの謎解きゲームに大興奮

初めてのリアル謎解きゲームに挑戦!!

 編集部からの電話で「リアル謎解きゲームって知ってます?」と聞かれて、「え? サバゲーとは違うんですか?」とトンチンカンな答えをしてしまったワタクシ。すいません、リアル体験型の謎解きゲームって、最近あちこちで話題になっている人気のイベントなんですね~。私のまわりはクルマバカばっかりで、そんなイベントに誘ってくれる人なんていなくって(涙)。「で、どこでやってるんですか?」と聞くと、「ツインリンクもてぎで、この秋からスタートするんですよ」ですって! 「なに~、それは絶対に体験してみなければ!」と、鼻息も荒くイベント初日にツインリンクもてぎへ向かったのでした。

 とはいうものの、はて? リアル謎解きゲームって、なにをどうすりゃいいの? まったくピンときていない私だけじゃ、ちょっと不安。そこで今回は特別に助っ人として、Car Watchの瀬戸さんに登場してもらいました。実は瀬戸さん、こうしたリアル体験型ゲームに数多く参加し、大ハマりしているんだとか。「今日はもう、僕に任せておいてもらえれば大丈夫なんで」と、頼もしい言葉にひと安心です。

 私たちが参加するのは、リアル謎解きゲーム in ツインリンクもてぎ「森のミステリー 消えたどんぐりを探しだせ」というゲーム。ストーリーは、ツインリンクもてぎの不思議な森である日、ITADAKIの中にあった大きなどんぐりがなくなってしまった! その消えたどんぐりを見つけるために、謎に包まれた冒険へ出かけよう! というもの。難易度は5段階中の2で、大人なら想定所要時間は約2時間、小学4年生くらいの子どもから楽しめるレベルとのこと。

 でも瀬戸さんたら、私の頭の方のレベルが不安だったようで、チラシに掲載されていた練習問題的なものをまずは解いてみろと。ハイハイ、初心者だからって馬鹿にして~と思いつつ、色とりどりの文字が並んだ問題を眺めた私。数分後、「解けました?」と聞く瀬戸さんに、「……まったく分からない……」と半べそ状態に。瀬戸さんの唖然とした顔が忘れられません。その後、ヒントをもらってようやく解けたのですが、クイズともナゾナゾとも違う、とっても柔らかい頭が要求されるのだと痛感。私の頭、かなりカタくなっていたようです。

チラシに掲載されていた練習問題。答えはツインリンクもてぎのWebサイトに載っています

初めての謎解き、けっこう難しいかも

 そんなこんなで、一抹の不安を抱えつつも、意気揚々と歩く瀬戸さんに続いて、イベントの参加受付場所であるモビパークへ向かいます。ここのチケット売場で謎解きゲームの参加キットを購入すれば、そこからがもうスタート。参加キットは、謎解きの問題やヒントのある場所、森のミステリーマップなどが書かれたパンフレットと鉛筆が、可愛いクリアファイルに入っています。1人1冊ずつ買わなくても、1つの謎解きキットを共有して家族や仲間で挑戦することもできます(ただし賞品はキット1つに付き1つ)。

謎解きのために最初に渡されるキット。謎や地図が記されたパンフレットと鉛筆がクリアファイルに入っているので、まずは1つずつ謎を解いていきます

 なかにはその場ですぐ解ける問題もあって、瀬戸さんはすでにサクサクと解き進めているではないですか。私はまだ自力ではサッパリ分からないので、無理やり瀬戸さんの答えをのぞき込み、なんでその答えが出たのかを聞き出してフムフム。ちょっと、コツが分かってきたような……!? いや、でもやっぱり難しい~。これってホントにレベル2なの~?

 ブツブツ言いながらも、最初の指令に従って園内を移動。ほかにもたくさん、カップルやファミリーがこの謎解きゲームにチャレンジしている様子で、幼稚園児くらいの小さな子どもも、パパ・ママと一緒に楽しそうに手がかりを探しています。あるファミリーのパパは、「前からリアル謎解きゲームをやってみたかったんですけど、子連れで参加できるのってなかなかないんですよ。だから今日は楽しみです」と言っていました。確かに、小さな子どもと一緒でも参加できて、森の中を散策したり子どもも喜んでくれそうな謎解きゲームは珍しいですよね。時間制限もないので、途中で食事や休憩や遊び時間が自由に取れて、1日たっぷり楽しめそうです。

 さて、順調に謎を解き進めた私たち(というか瀬戸さん)。道中の看板などをよく見ていれば解ける、サブ問題的なものもあって、そこは私でもパーフェクトでした。

 謎を解き進めると、浮かび上がってきたのは次なる目的地。なるほど~! 謎解きゲームはこんな風に進んで行くんですね。瀬戸さんはもう、壁にとまっていた虫までヒントと勘違いするくらい、謎解きモードに突入しています(笑)。そんなこんなでようやくお目当てのブツを手に入れ、虫メガネでち~さな文字のヒントを読んだりしながら、なんとか次なるステージが分かってきたぞ~。

謎の答えを求めて園内をウロウロ。あれ、これがヒント? どうかな??
カーブミラーになにが映るのかな?
ヒントコーナーもあるので初心者にも安心

季節限定メニューでおいしくエネルギーチャージ!!

 というところで私、もう頭を使いすぎて血糖値が下がったのか、お腹がグゥ~~。チカラが出ませ~ん、ということでしばし休憩を兼ねて、ランチタイムを取ることにしたのでした。モビリティテーマパークのセンターキッチン「カフェレストラン オーク」では、魅力的な秋の新メニューが私たちを迎えてくれました。

 柔らかく煮込んだビーフと和風仕立てのシチューが絶妙なコンビネーションの「森のキノコのビーフシチュー」や、キノコたっぷりのデミグラスソースとふわふわオムライスに秋野菜が添えられた「秋の里山オムライス」、たまごとこだわりパティの味わいが秋の訪れを告げる定番「月見テリヤキバーガー」。そしてデザートにはマロンホイップがたっぷりのった、ふんわり柔らかな「ITADAKIスフレパンケーキ」も登場。どれも本当に美味しくてボリューム満点で、スタッフみんな大満足のランチになりました。

謎解き探索エリア内にあるカフェレストラン オークで昼食です
森のキノコのビーフシチュー
秋の里山オムライス
月見テリヤキバーガー
ITADAKIスフレパンケーキ

謎が解けると気持ちいい~♪

 が、美味しくいただいている間にも、瀬戸さんは謎解きに没頭。こりゃ私も見習わなければと、ウンウン唸りながら格闘していると……。突然ポンとあるヒラメキが舞い降りてきて、「これってこういう意味じゃないですか?」。すると瀬戸さん、思いっきり驚いた顔で「なるほど、それだ! まるもさん、でかした!」と大よろこび。私もそれを聞いてもう、うれしかったのなんの。長いトンネルから抜け出したような、雨上がりの虹を見つけたような、爽快感が全身を駆け抜けます! スキップでもしたい浮かれ気分で、次なる場所へと向かったのでした。

 しかしですね、そうそう浮かれさせてはくれないのが謎解きゲーム。次の場所ではまた手がかりがつかめなくなり、あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。問題をなんども見直してあーでもない、こーでもないと瀬戸さんと悩みまくりです。でもそこでまた私が「ん? ちょっと待ってください、これがこれと一致します!」と気がつくと、「あっ、ほんとだ! すごいじゃないですかまるもさん~~」と瀬戸さんも大興奮。そして、ついに、私たちは最後の謎を解き、答えを導き出したのです!

おなかもいっぱいになったところで謎解き再会!!
追加のアイテムもゲット!!
やっぱり最後のほうの問題は難しい

 よっしゃ~、これでゴールだ~とテンションMAXのまま、答えが示す場所へ。スタッフに答えを伝えると、ニッコリとして「おめでとうございます」と、かわいいリスのスタンプを押してくれて、謎解き成功の証であるどんぐりのストラップを手渡してくれました。

 やった~やった~って、ジャンプして大はしゃぎの私たち。もう、なんという達成感でしょう。空に向かって大声で叫びたいくらいのうれしさです。スタッフにこっそり、ゴールしたのは何人めか聞いてみると、まだ5組めだと教えてもらってさらに鼻高々。しばし喜びを噛みしめたあと、自分たちの軌跡を再確認すべく、どんぐりと一緒にもらった答えの解説書を見ながら、すっかり余韻に浸っていたのでした。

謎解き成功!! 大の大人が大よろこび(笑)
銀のどんぐりのストラップをゲット!!
リスのスタンプも

これでゴールかと思ったら……

 するとその解説書の最後に、なんか引っかかる一言が。「“またね”って書いてあるけど……。これで終わりでいいんですよね?」と私。瀬戸さんもよくよく見て、「あれ? 金色のどんぐりもあるのかな? だって。僕たちがもらったどんぐりって、確かに銀色ですね」。

 にわかに身体中がゾワゾワとしてきました。あるの? そうなの? 銀で終わりじゃなくて、金がゴールなの? 瀬戸さんによれば、これで終わりかと思われた謎解きゲームに、実は第2ラウンドが隠されていた、というのはたまにあるというではないですか。

 でも、まさか……。半信半疑のまま、ガサゴソと問題をくまなく見直してみると、「あ~~~ッ!」。私たちは見つけてしまったのです。続きがありそうな気配を……。

 よしっ、再び謎解きスタートです。実を言うと、終わりごろにようやく役に立てるようになって、コツが分かり始めたばかりだった私は、もう一度あの達成感が味わえるのねと、内心はワクワク。ふたたび問題とにらめっこしながら、「あー、面白すぎる」なんて思ってしまうあたり、これはすっかりハマりましたね。

なんと銀のどんぐりを見つけただけでは終わりではないようです……

絶品ジェラートで糖分補給っっ

 もう、ここまできたらゴールせずには帰れないっ! といってもやっぱりここまでくると難問です。そこで一度、甘いものでも食べて気分転換しようと、「森のジェラテリア ROCCO」へ向かいました。栃木の実力派ジェラテリアとコラボした、美味しいジェラートがいただけると大評判のROCCO。大好きな「とちおとめミルク」や「ハニーほうじ茶ミルク」「ピスタチオ」に加えて、今回は期間限定の新フレーバーにもトライしました。

 中でも国産のどんぐりとメイプルシュガーをベースにした、珍しいどんぐり味という「森のどんぐり」は、ツインリンクもてぎ限定。どんぐり味って、どうなの? と思いながらもひと口頬張ると、木の実の“和”な風味と優しい甘さがほっこりする~。秋らしさを感じさせてくれる、とっても美味しいジェラートでした。ほかにも「ハニーパンプキンキャラメル」や「ハニー和梨ソルベ」など、魅力的なフレーバーが目白押しで、きっとあれもこれも試したくなっちゃいますよ~。

最後の謎解きを前にジェラートで糖分を補給
期間限定のフレーバーもあって、何度来ても楽しめます♪

 さて、ジェラートですっかり癒され、リフレッシュした私たち。くわしいことは書けませんが、ケンケンがくがくしながらもどうにか答えにたどりつきました!

 これで合ってるのかな? ちょっと自信がないけど仕方がない。ゴールと思う場所へ行ってみるとなんとなんと、正解だったのです! 「えっ、本当にこれでいいんですか?」思わず聞いてしまった私の手には、ついについに、金色のどんぐりが~~っ! いやぁ、なんかもう、今回ばかりは達成感というより、ホッとして脱力しちゃいました……。

 最後にもらった答えの解説書には、しっかりと「おしまい」という言葉が。よし、これで正真正銘のゴール、到達です! ここまでの道のりを思い出すと、「またね」で気づいて本当によかった~。

金のどんぐりゲットで今度こそ本当にクリア!!
金のどんぐりと銀のどんぐりがそろいました。ただのストラップなのにこんなにうれしいのはなんでだろ♪

 こういう引っ掛けというか、ドッキリがあるのもまた、リアル謎解きゲームの面白さなんでしょうね。金と銀の2つの勲章は、私のリアル謎解きゲームデビューの記念として、いつまでも大切にしたいと思います。レベル2といっても最初はどうしていいのか分からなかったけど、みんなで力を合わせて進んでいくうちに、初心者の私もすっかり謎解きゲームの魅力にとりつかれました。頭の体操と身体のリフレッシュが一度にできるのも、うれしいところですよね。

 参加する際は歩きやすい服装、疲れにくい靴、そして謎解きの記入がしやすいバインダーや筆記用具の予備なんかも持参するといいと思います。皆さんもぜひ、ファミリーや仲間たちでチャレンジしてみてください! 11月26日(日)まで開催していますよ~。

園内をうろうろするので動きやすい服装がオススメ
謎解きゲームにあると便利なのがバインダー。あとは消せるカラーボールペンもあるといいかも

提供:株式会社モビリティランド

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。17~18年日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。女性のパワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト(PWP)」代表。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦している。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968など。ブログ「運転席deナマトーク!」やFacebookでもカーライフ情報を発信中。

Photo:堤晋一