2016 ニューヨークショー

スバル、次世代モデル第1弾の新型「インプレッサ」(米国仕様)をNYショーで正式発表

新プラットフォーム「SGP(スバル グローバルプラットフォーム)」採用で、衝突エネルギー吸収率は14倍に向上

2016年3月23日(現地時間) 発表

新型「インプレッサ」(5ドア)を発表した富士重工業株式会社 吉永泰之社長(左)

 スバル(富士重工業)は3月23日(現地時間)、米国で開催中の2016年ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、新型「インプレッサ」(北米仕様車)を発表した。

 第5世代目となる新型インプレッサは、中期経営ビジョン「際立とう2020」において次世代モデル第1弾として位置づける戦略車。新型インプレッサの開発に合わせて全面刷新した新プラットフォーム“SUBARU GLOBAL PLATFORM”を採用。また、新デザインフィロソフィー“DYNAMIC×SOLID”を採用して内外装細部の仕上げにまでこだわり、スバルの次世代Cセグメントを担うモデルとしてクラスを超えた質感の提供を目指した。

新型「インプレッサ」(5ドア)

 エクステリアではワイド&ロースタンスによりスポーティに仕上げるとともに、ヘキサゴングリルからシャープなホークアイヘッドランプまで一体感のあるデザインに仕上げスバルらしさを表現。ボディサイズはセダンが4625×1777×1455mm(全長×全幅×全高)、5ドアが4460×1777×1455mm(同)、ホイールベースはともに2670mm。

 インテリアではインストルメントパネルからドアトリムまで連続した造形によって空間の広がりと精緻な質感を表現。このインストルメントパネルには8.0インチタッチスクリーンディスプレイが備わり、「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応する。

新型「インプレッサ」のインテリア

 新開発となるエンジンは、従来型の自然吸気エンジンから約90%の部品を刷新するとともに軽量化を実現することで、出力と燃費の向上を目指した。この新型水平対向4気筒DOHC 2.0リッター直噴エンジンは最高出力152HPを発生し、トランスミッションにCVT(リニアトロニック)を組み合わせて両モデルとも4輪を駆動する。

 新プラットフォームの採用により、車体ねじり剛性は現行モデル比で1.7倍に向上するとともに、重心高を従来から5mmダウン。また、衝突エネルギー吸収率を従来型比で14倍に向上させるなど、世界トップクラスの衝突安全性能や危険回避性能を引き上げるとともに、ドライバーの意志に忠実なハンドリング・快適な乗り心地を進化させたという。

新型インプレッサ(5ドア)
新型インプレッサ(5ドア)

 また、新しいプラットフォームや新開発のエンジンとともに、「シンメトリカルAWD」システムや運転支援システム「アイサイト」といった独自技術を搭載することで、スバルの提供価値である「安心と論しさ」を進化。予防安全技術については、新機能としてアイサイトのステレオカメラを活用し、車両前方の状況に合わせてヘッドランプのハイビームとロービームを自動的に切り替える「ハイビームアシスト」、ステアリング操作に合わせてヘッドランプ光軸を左右に動かし、コーナーなどで車両進行方向を照射する「ステアリング連動ヘッドランプ」を採用。そのほか、車両後退時に衝突の可能性がある場合にドライバーに注意喚起し、それでもブレーキ操作がない場合に自動的にブレーキをかえて衝突回避や被害軽減を図る「後退時自動ブレーキシステム」をインプレッサとして初採用している。

 なお、北米向け新型インプレッサの生産地は、従来の日本から米国に変更して2016年内の生産開始を予定している。

新型インプレッサ(セダン)

新型インプレッサの主な仕様(北米仕様)

ボディタイプ セダン 5ドア
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,625×1,777×1,455mm 4,460×1,777×1,455mm
ホイールベース 2,670mm
エンジン FB20型水平対向4気筒DOHC 2.0リッター直噴
排気量 1,955cc
ボア・ストローク 84×90mm
出力 152HP
トランスミッション CVT(リニアトロニック)
駆動方式 シンメトリカルAWD
タイヤサイズ 205/55 R16、205/50 R17、225/40 R18
乗車定員 5名

(編集部:椿山和雄)