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ダンロップ、初採用の「ADVANCED 4D NANO DESIGN」で耐摩耗性能を51%高めた「エナセーブ NEXT II」

「新フレキシブル結合剤」でラベリング制度「AAA-a」と長持ち性能を両立

2016年11月1日 発売

2万1600円(税別)

 ダンロップ(住友ゴム工業)は、フラグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXT II(ネクスト ツー)」を11月1日に発売する。価格は2万1600円(税別)で発売サイズは195/65 R15 91Hのみ。

 2014年9月に、タイヤのラベリング制度で最高評価となる転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「a」を達成したフラグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXT」の後継製品となるエナセーブ NEXT IIは、ゴムの構造解析を大型放射光施設「SPring-8」で、ゴムの運動解析を大強度陽子加速器施設「J-PARC」で行なう新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN(アドバンスド フォーディー ナノデザイン)」を採用した第1弾商品。

 ADVANCED 4D NANO DESIGNのシミュレーションで分子設計した「新フレキシブル結合剤」を採用して、ゴムが変形したときにシリカとポリマーのあいだで局所的に発生する力を受け流してゴムの破壊を抑制。エナセーブ NEXTで実現した「AAA-a」の転がり抵抗性能とウエットグリップ性能の評価をキープしつつ、耐摩耗性能をエナセーブ NEXTから51%向上させてロングライフ性能も高めてたタイヤとなっている。