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2016年F1チャンピオンのニコ・ロズベルグがF1引退を表明
引退を考え始めたのは「鈴鹿での勝利」
2016年12月3日 15:43
- 2016年12月2日(現地時間) 発表
2016年F1世界選手権チャンピオンのニコ・ロズベルグがF1から引退することを表明し、12月2日(現地時間)に所属チームが正式発表した。ロズベルグは「25年間のレースで、私の夢はフォーミュラワン世界チャンピオンになるという1つのことでした」とコメントした。
チームの発表によると、引退を考え始めた時期について、ロズベルグは「鈴鹿でのレースに勝利しタイトルのチャンスが自分の手に入った瞬間から大きなプレッシャーがかかった。ワールドチャンピオンになればレースのキャリアを終わらせることを考え始めた」という。
そして、チャンピオン決定後の月曜日の夜には引退を決意したといい、ロズベルグは「私が話した最初の人々は、ビビアンとゲオルグ、トトの順だった」と明かした。
メルセデス・ベンツ モータースポーツのトト・ウォルフ氏は、これまでの貢献に感謝の言葉を述べるとともに「チームにとっては予期せぬ状況だが、エキサイティングなものだ」と感想を語り、新たなドライバー候補については、「将来の正しい道を見つけるために必要な時間を取るでしょう」とコメントした。