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アウディ、整備内容をビデオメッセージでユーザーに連絡する「Audi Cam」本格導入

ビデオメッセージと概算見積書をスマホやPCに送付

2017年4月6日 発表

「Audi Cam」のユーザー確認画面

 アウディ ジャパンは4月6日、販売店から整備内容を知らせるビデオメッセージと概算見積書をユーザーのスマートフォンやPCに送るサービス「Audi Cam(アウディ カム)」の導入を、4月1日から順次開始したと発表した。日本のメーカー系ディーラーでユーザーからの返信機能付きビデオメッセージシステムの導入は初めてのこと。

 Audi Camは、口頭では説明が難しい作業内容の説明や、ユーザーによる作業実施の承認、販売店からの作業完了報告などを、メールとインターネットを介して行なうサービス。作業や料金の透明性を高め、コミュニケーションをよりスムーズにすることでユーザーの満足度の向上を図り、サービス業務の効率化を見込む。

 Audi Camのサービス手順は以下の通り。
1.販売店は、預かっている車両の点検・整備対象箇所の状態を音声による説明と共に撮影。Audi Camメッセージを作成し、ユーザーへメールを送信する。
2.ユーザーが都合のよいときにメールに掲載されているビデオリンクをクリックすると、Audi Camのサイトが開き、緑、黄、赤の重要度で表現された整備項目が表示される。
3.ユーザーは各整備項目についての動画と見積もりを確認し、項目ごとに作業を実施するかどうかを選択して、返信する。
4.ユーザーが返信を行なうと、販売店に作業内容を通知するメールが届く。
5.販売店は、ユーザーが希望する作業を実施し、完了後にメールでユーザーへ連絡する。