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ミシュラン、摩耗時のアイスブレーキ性能を向上させた新スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE3+」
摩耗したタイヤ表面に無数の穴を再生する「表面再生ゴム」を採用
2017年6月26日 17:56
- 2017年8月1日 発売
- オープンプライス
日本ミシュランタイヤは6月26日、摩耗時のアイスブレーキ性能を向上させた新スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE3+(ミシュラン エックスアイス スリープラス)」を8月1日より発売すると発表した。サイズは15インチ~18インチの計15サイズ、価格はオープンプライス。
MICHELIN X-ICE3+は、従来技術の「トリプル・エフェクト・ブロック」「マックスタッチ」「バリアブルアングルサイプ」に加えて、新技術として「Mチップ」と呼ばれる物質を含んだ「表面再生ゴム」を採用。表面再生ゴムは摩耗が進むとMチップが溶け出すことによって無数の穴が現れ、この無数の穴が氷の表面にある水分を除去して氷に密着する。摩耗が進んでも常に表面に無数の穴が再生されるため、アイスブレーキ性能が長期にわたって続くとしている。
これにより、MICHELIN X-ICE3+は従来品「MICHELIN X-ICE3」比で、新品時のアイスブレーキング性能を4.5%向上させ、摩耗時のアイスブレーキング性能も11.5%向上。スタッドレスタイヤに求められる氷上性能を、新品時に加えて摩耗時においても向上させたとしている。