シトロエン、ドライビング風景を撮影する世界初「コネクテッドカム」搭載の新型「C3」

新型「C3」

　プジョー・シトロエン・ジャポンは7月7日、コンパクトハッチバック「C3」をフルモデルチェンジして発売した。価格は216万円～239万円。

　新型C3のボディサイズは3995×1750×1495mm（全長×全幅×全高）。最高出力81Kw（110PS）/5500rpm、最大トルク205Nm/1500rpmを発生する直列3気筒DOHC 1.2リッターターボエンジンを搭載して、トランスミッションに6速ATを組み合わせる。グレードは「フィール」と「シャイン」のほか、200台限定の「シャイン DEBUT EDITION」が設定される。

新型C3のリアスタイル

200台限定の「シャイン DEBUT EDITION」

シャイン DEBUT EDITIONのインテリア

「シャイン」に初採用された「コネクテッドカム」

　新型C3のシャインには、ドライブ中に撮影した写真や映像をスマートフォンのアプリを使ってシェアできる「コネクテッドカム」が初採用され、フロントウィンドウにGPSセンサーと16GBメモリーを内蔵するHDカメラを搭載。コネクテッドカム本体のボタンを押して写真や動画の撮影ができるほか、事故などで衝撃を感知した場合は自動的に記録モードになり衝撃の30秒前と60秒後までの動画を記録できる。

　インテリアでは肩幅の高さの室内幅が1379mmとなり、従来モデルより2cm拡大。モノトーンを基調にしたグレーのほか、シャインではボディカラーによって、アーバンレッドのアクセントが入ったインテリアも用意している。

「フィール」のインテリア

「シャイン」のインテリア。グレーとアーバンレッドの2色を用意

フロントシート

リアシート

シャインにオプション設定される「パノラミックガラスルーフ」（手動サンシェード付き）

インパネ中央に配置された7インチのタッチスクリーンは静電容量式を採用

特徴的なドアハンドル

エアコンのアウトレットやダッシュボード前面などのデザインは、丸みを帯びたアウトラインで統一

エアバンプのカラーアクセントはボディカラーごと異なる

　エクステリアでは「C4 カクタス」でも採用している空気を内包する強化ポリウレタンの「エアバンプ」をドアの下部に取り付けて車両を保護。6つあるうち最も前端のバンプに、ボディカラーによって異なる赤と白のカラーアクセントを採用した。ボディカラーは7色を設定していて、バイトーンルーフが標準装備されるシャインでは、3色のルーフカラーを組み合わせることができる。

「アーモンド グリーン」

「ブラン バンキーズ」

「ノアール ペルラネラ」

「サーブル」

「コバルト ブルー」

「ルージュ ルビ」

「オレンジ パワー」

「ブラン オパール」のルーフカラー

「ノアール オニキス」のルーフカラー

「ルージュ アデン」のルーフカラー

　そのほかにも、60km/h以下では歩行者も検知して自動的にブレーキを作動させて危険を回避または軽減する「アクティブセーフティブレーキ」や、斜め後方の後続車両を超音波センサーが感知してドアミラー内に警告灯を点灯させる「ブラインドスポットモニター」といった運転支援機能も搭載している。