ニュース

GLM、EVスーパーカー「G4」量産化に向け香港上場会社「オーラックスHD」と資本提携

オーラックスHDが68億円相当の第三者割当増資を実施して資金調達

2017年7月10日 発表

GLMが4月に日本初公開したEVスーパーカー「G4」。2019年に量産化して4000万円(想定価格)で販売、販売台数は1000台を目指す

 GLMは7月10日、現在開発を進めているEV(電気自動車)スーパーカー「G4」の2019年量産化に向けて、香港証券取引所に上場する「O Luxe Holdings Limited(オーラックスHD)」と資本提携したと発表した。

 同資本提携では、オーラックスHDがGLMの事業拡大を目的として、海外投資会社等から資金調達をすることに両社で合意。具体的にはオーラックスHDが、GLMの事業拡大を目的として海外投資会社らを引き受け先とする総額6000万米ドル(68億円)相当の第三者割当増資を実施する。

 また、GLMの株主はGLM株と引き換えにオーラックスHD株等を取得。GLM代表取締役社の小間裕康氏は引き続きEV事業を推進しながら、オーラックスHDの大株主となる。

 GLMは4月18日にEVスーパーカー「G4」を日本で初公開。2019年に量産化をして4000万円(想定価格)で販売し、販売台数を1000台とする事業計画を明かした。同社は、今回の資本提携を通じて、欧州、中東、香港、中国等をメーンターゲットにEV事業のグローバル展開を本格化し「G4」の量産体制を整えるとしている。

EVスーパーカー「G4」を日本初公開したGLM株式会社 代表取締役社長の小間裕康氏