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NEXCO中日本、東名~関越間で都心を経由する交通が約9割から約3割に大幅減少

圏央道 相模原愛川IC~高尾山ICの開通1カ月後の整備効果を発表

圏央道 相模原愛川IC~高尾山IC間の開通後、東名高速道路~関越自動車道間の乗継経路が都心経由から圏央道経由に転換
2014年8月7日発表

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は8月7日、6月28日15時に開通した圏央道(首都圏中央連絡自動車道)相模原愛川IC(インターチェンジ)~高尾山IC間(延長14.8km)の開通1カ月後の整備効果について発表した。

 ETCログデータをもとに分析された結果によると、東名高速道路~関越自動車道間の乗継経路が、圏央道開通前は約9割のユーザーが首都高速や環状八号線といった都心経由だったところ、圏央道開通後は都心経由が約3割へと大幅に減少。

東名~関越道間の経路選択(全車)

 また、大型車が東名~関越道間の経路を選択する際、開通前は一般道(東京IC~一般道~大泉JCT[ジャンクション]、相模原愛川IC~一般道~高尾山IC)利用が約8割だったところ約2割に減少するなど、相模原愛川IC~高尾山IC間の開通効果が明確に出ている結果が発表されている。

東名~関越道間の経路選択(大型車)

(編集部:小林 隆)