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ボルボ、「V40 T5 R-DESIGN」に新世代パワートレーン「Drive-E」搭載で燃費を約14%向上

ネット接続に対応する新世代SENSUSはナビデータの無償更新にも対応

新世代パワートレーン「Drive-E」を新採用した「V40 T5 R-DESIGN」
2014年11月20日発売

436万円

 ボルボ・カー・ジャパンは11月20日、V04シリーズのスポーティモデル「V40 T5 R-DESIGN」のパワートレーンを、今年2月から導入を開始した新世代パワートレーン「Drive-E」に刷新して発売した。価格は436万円。

 従来の直列5気筒DOHC 2.0リッターターボエンジン+6速ATという組み合わせから、V40シリーズで初めての採用となる直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジン+8速ATで構成されるDrive-Eに変更された新しいV40 T5 R-DESIGNでは、エンジンパワーが32PS/50Nm向上した最高出力180kW(245PS)/5500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1500-4800rpmを発生しつつ、JC08モード燃費も13.2km/Lから15.1km/Lと約14%アップ。また、8速ATにはパドルシフトが追加され、スポーティなドライビングがさらに積極的に楽しめるようになった。

 また、カーナビやオーディオ、車両のセッティング調整などに対応するマルチメディアシステム「SENSUS」も大幅にバージョンアップ。インターネット接続機能が追加され、音声認識によるボイスコントロールにも対応。また、ナビデータの無償更新が受けられる「マップケア」を新たに手に入れたほか、カーナビ連動型ITSスポット(DSRC)対応ETC車載器を標準装備している。

 エクステリアデザインの変更も行われ、ブラックアウトしたフロントロアグリルにシルクメタル仕上げのフロントグリルを組み合わせたほか、バンパー両サイドにヘッドライトと連動点灯する「LEDドライビングライト」を追加してフロントマスクの印象を一新。リヤビューでは専用装備となるディフューザー、デュアル・スポーツテールパイプなどを採用している。このほか、安全機能ではリアビューカメラを標準装備として新たに追加した。

フロントバンパーの「LEDドライビングライト」追加、デュアル・スポーツテールパイプの採用などで外観をイメージチェンジ

(編集部:佐久間 秀)