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スバル、大幅改良を受けた新型「フォレスター」「XV」を東京モーターショーに先立ち初公開

新型フォレスターのポイントは安全性の大幅な向上、走りの進化、デザイン性のアップ

2015年10月6日開催

初公開となった新型「フォレスター」。特設会場では同乗走行体験が行われ、新型フォレスターの本格的なSUV性能を体感することができた
プレゼンテーション会場の様子

 スバル(富士重工業)は10月6日、東京 昭島市のモリパークアウトドアヴィレッジにおいて、同日発表された新型「フォレスター」「XV」の初公開を行うとともに、スバルが推進しているアクティブライフを応援する取り組みについての紹介が行われた。

 新型フォレスターとXVは、10月28日から開催される東京モーターショーで正式発表されるが、一足先にお披露目されることになった。会場となったモリパークアウトドアヴィレッジは、2015年3月にオープンしたばかりのアウトドアに特化した複合商業施設になる。

スバル、「フォレスター」大幅改良でブランド初のLEDヘッドライト搭載
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20151006_724071.html

スバル、「XV」シリーズ大幅改良で「アドバンスドセイフティパッケージ」採用
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20151006_724076.html

プレゼンテーション開始に先立ちTAKESHI SATO氏のライブペインティングショーが開催された
新型フォレスターとXVのほか、7人乗りのSUVとして人気を得ている「クロスオーバー7」なども展示。積載量が豊富なモデルらしい展示演出となっていた
こちらはもっとも大型なSUVとなる「アウトバック」。5人がゆったりと乗れる広い室内空間と高級感が支持されている

新型フォレスターのポイントは安全性の大幅な向上、走りの進化、デザイン性のアップ

富士重工業 広報部 岡田貴浩部長

 プレゼンテーションに登壇した富士重工業広報部の岡田貴浩部長は、「スバルではクルマの価値として『安心と愉しさ』を謳っています。安心はお陰様で、EyeSightや衝突安全性能評価などで高い支持を受けています。ハンドリングなどの走りについても以前から同様に高い評価をいただいています。いま提案を行っているのが、クルマを使っていかに人生を愉しむかという活動です。社内では“ライフアクティブ”と呼んでいるのですが、スバル車に乗っている人はアクティブな生活を送っている人が多い。そんなユーザーに訴えかける提案を行っていきたいと考えていて、そのイメージに最適な場所が、このモリパークアウトドアヴィレッジだと感じました」と、アウトドアに特化した商業施設をお披露目の会場として選んだ理由について説明。

 アウトドアとの親和性が非常に高いスバルの車種ラインアップ。初公開されたフォレスターやXVはもちろん、展示されていた「クロスオーバー7」や「アウトバック」は、どれも本格的なSUVモデルでアクティブな生活を送りたい人に好んで選ばれている。

 本題となる2台がどのような進化を遂げたのかについてだが、まず新型フォレスターについては「スバルは毎年、年次改良といって機能面を進化させてきました。その延長線上にあるのが約3年ごとに行っているビッグマイナーチェンジです。その大きな改良がフォレスターに施されました。ポイントは3つあって、1つ目は安全性の大幅な向上。2つ目は走りの進化。そして3つ目はデザイン性のアップになります。安全性の向上についてですが、EyeSightがver.3に進化しました。加えてアドバンスドセイフティパッケージを採用しています。EyeSightのカメラがカラー化されたことで、アクティブクルーズコントロールの性能がアップし、サイドや後方の安全性を高めるアドバンスドセイフティパッケージも追加されました。走りの面は、乗っていて楽しいのはもちろんですが快適性もアップしました。デザイン性ではバンパーやグリルなどがよりスタイリッシュになっています」と、新型フォレスターの3つの進化について語った。

新型フォレスターとXVについて解説を行った岡田氏
プレゼンテーション会場の装飾やモデルが着用したアウトドアファッションのコーディネイトを行ったスタイリストの平健一氏。車両展示の装飾も行ったという
新型フォレスター。フロントバンパーやヘッドライト、テールレンズなどの意匠変更が行われるとともに、自然吸気エンジンの燃費性能を向上。CVT車のJC08モード燃費は従来の15.2km/Lから16.0km/Lに進化した。そのほかリニアトロニックCVTの改良も行われ、走行中の静粛性を向上させるとともに、ターボエンジンモデルではオートステップ制御を採用している。価格は214万9200円〜312万8760円

 続けてXVの変更点については、「これまでのXVは、メインカラーとしてオレンジを提案していました。クルマのボディーカラーでオレンジは売れないのが常識ですが、XVは2割のオーナーがオレンジを選んでいて、人気色になっています。カジュアルなSUVとして受け入れられているXVですが、今回はハイパーブルーを新色として追加しました。デザインにも手を加えていて、フロントまわりにワイド感を出しています。ホイールのデザインも若干の変更を行いました。現行モデルのホイールデザインはXVの象徴となっていたので、大きく方向性を変えていません。ですが、よさを残しつつもリファインしています。内装もカジュアルさが演出できるようにステッチを入れています。機能面では、こちらもEyeSight ver.3になっています」と、追加カラーや支持されていた特徴的なデザインを残しつつも、より洗練されたデザインへと進化させたことを紹介。

新型XV。こちらもフォレスターと同様にデザインを中心に変更が加えられるとともに、先進安全装備をパッケージ化した「アドバンスドセイフティパッケージ」をオプション設定に追加。価格はXVが228万9600円〜259万2000円、XV ハイブリッドが257万400円〜286万2000円
新型フォレスターとXVにマッチする、アウトドアファッションを着用したモデルによるファッションショーも行われた

アクティブライフスクエアは人生を豊かにするお手伝い

 岡田氏は2台の新型車の説明を終えると、現在推進しているアクティブライフスクエアについての説明も行い、「メーカーのマーケティングは、これまで買ってもらうまでで終わっていました。ですが我々は、スバル車を買っていただいて人生を豊かにするお手伝いを行いたいと思い、4月にネクストストーリー推進室を立ち上げました。その取り組みが『アクティブライフスクエア』になります。Web上に場を設けて、スポーツや遊びの提案を行っています。お客様に応募していただいて参加する体験型で、今回の発表会にも一般の方に参加していただきました。また、スポーツでは自転車やスキー、ゴルフ、釣り、山登りなどいろいろな取り組みを行っています。ほかにもチャレンジしてみたいことがあればリクエストしてください。そして今後の展開ですが、いよいよスバルの得意な冬のシーズンに突入します。3年前から実施してきたゲレンデタクシーやスキー教室などを開催する予定です。恵比寿のショールームでも秋や冬に合わせた展示を行っていく予定で、直近ではプラネタリウムを持ち込んだ演出を検討しています。ぜひいろいろな場所でアクティブライフスクエアを愉しんでもらいたいです」と、スバル車オーナーのカーライフを豊かにしていく取り組みについての解説でプレゼンテーションは締めくくられた。

 なお、プレゼンテーション終了後には、参加した報道陣とユーザー向けに特設会場での同乗走行体験も実施。新型フォレスターの本格的なSUV性能を体感する絶好の機会となった。

プレゼンテーションとともに開催された新型フォレスターの体感試乗会。フォレスターに採用されているXモードを使った急斜面の走行や水深20cmの水たまり、ダートでのスラロームなどがコースに盛り込まれていた。新型フォレスターは最低地上高が220mmあり、アプローチアングルやディパーチャーアングルも拡大され、より悪路での走破性が高まっている。スバルのラインアップではもっとも本格的なSUVといえるのがフォレスターになる
モリパークアウトドアヴィレッジには常設のボルダリングウォールがある。リードクライミングのデモンストレーションも行われた

(真鍋裕行)