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フォルクスワーゲン、40年ぶりに復活した限定車「ザ・ビートル・レーサー」

限定100台で11月13日から購入希望申込みの受付を開始

ザ・ビートル・レーサー
2013年11月13日予約受付開始

394万円

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは11月13日、ザ・ビートルの100台限定車「ザ・ビートル・レーサー」の購入希望申込みの受付を、同社の専用Webサイト(http://web.volkswagen.co.jp/information/promotion/2013/1113/)で開始した。価格は394万円で、ステアリング位置は右のみ。納車は2014年3月を予定している。同サイトで行えるのは「購入希望申込み」で、実際に購入するには、後日正規ディーラーと正式な売買契約を結ぶ必要がある。また、申し込みは先着順になっているため、購入希望が受け付けられてもキャンセル待ちになる場合があるとしている。

 ザ・ビートル・レーサーは、海外では「ザ・ビートル・GSR(Gelb Schwarze Renner:英語でYellow/Black Racer)の名前で販売され、1973年に3500台の限定車として発売された、オリジナル ビートルの1303 SをベースにしたGSRを起源とする。40年ぶりに復活した同限定車は、より個性を分かりやすく表現したいとの思いから、GSRではなくザ・ビートル・レーサーの名称を使ったと説明されている。

 パワートレーンは、10月に発売した「ザ・ビートル・ターボ」と同じ直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ「2.0TSI」エンジンに6速DSGを組み合わせたもの。最高出力は155kW(211PS)/5300-6200rpm、最大トルクは280Nm(28.6kgm)/1700-5200rpmで、JC08モード燃費は13.4km/L。

 エクステリアでは、サターンイエローのボディーカラーにブラックのストライプが入るとともに、専用のフロント&リアバンパー、リアスポイラー、リアディフューザーを装着。また、ボディーサイドに「Turbo」ロゴを入れるほか、標準車よりも3インチ大きい10本スポークの19インチアルミホイール、シルバーカラーのブレーキキャリパーや、ドアミラー/サイドスカート/ルーフ/テールゲートをブラックに仕上げている。

 また、インテリアでは専用のグレー&ブラックのファブリックスポーツシート(前席シートヒーター付き)や、レザー製3本スポークステアリング(シリアルナンバー入り)などを装備している。

 なお、ザ・ビートル・レーサーは「第43回東京モーターショー」(11月20日~21日プレスデー、22日特別招待日、22日プレビュー・ナイト、23日~12月1日一般公開日)の会場に展示される。

ザ・ビートル・レーサーのパワートレーンは直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ「2.0TSI」エンジンに6速DSGの組み合わせ
19インチアルミホイール(タイヤサイズ:235/40 R19)の奥にシルバーのブレーキキャリパーが覗く
専用リアディフューザー
専用リアスポイラー
インストルメントパネル
レザー製3本スポークステアリング(シリアルナンバー入り)
グレー&ブラックのファブリックスポーツシート(前席シートヒーター付き)

(編集部:小林 隆)