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英アストンマーティン、全世界150台の限定モデル「DB9 GTボンド・エディション」

007シリーズ最新作「スペクター」の公開記念モデル。16万5000ポンド

2015年9月2日(現地時間)受注開始

16万5000ポンド

全世界150台限定の「DB9 GTボンド・エディション」

 英アストンマーティンは9月2日(現地時間)、全世界150台限定のスペシャル・エディション「DB9 GTボンド・エディション」を発表、同日から全世界で受注を開始した。価格は16万5000ポンド(約3032万円)。

 今回発表されたDB9 GTボンド・エディションは、映画007シリーズ最新作「スペクター」(日本では12月4日公開予定)の公開を記念したモデル。6月の英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開された「DB9 GT」をベースにしており、専用のトリムや装備、アクセサリーを追加して限定車としての魅力を高めた。

「DB9 GT」をベースに専用のトリムや装備、アクセサリーを追加。ボディーカラーは専用のスペクター・シルバーで塗装される

 具体的には、エクステリアではボディーカラーに専用のスペクター・シルバーを採用するとともに、フロントとリアに純銀製のアストンマーティン・バッヂと“007 Bond Edition”エンブレムを装着。

 インテリアでは、007のロゴが入ったシリアルナンバー入りシルプラークを装備するとともに、リアシート・ディバイダー(仕切り)にはガンバレル(砲身)の刺繍が施された。さらにタッチセンサー付きアストンマーティン・インフォテインメント・システムのスタートアップ画面もボンド・エディション専用のものになる。

007のロゴが入ったシリアルナンバー入りシルプラーク
リアシート・ディバイダー(仕切り)にはガンバレル(砲身)の刺繍が施される

 そのほかにも、アクセサリーとしてグローブ・トロッター製21インチ・トロリーケース、オメガ製Seamaster Aqua Terra 150mジェームズ・ボンド・エディション・ウォッチ(専用アストンマーティン・ストラップ付き)などを付属させて限定車としての魅力を高めている。

 搭載するV型12気筒 6.0リッターエンジンは、最高出力547PS/6750rpm、最大トルク620Nm/5500rpmを発生。トランスミッションはリアミッドに6速AT(タッチトロニックII)を搭載し、0-100km/h加速4.5秒、最高速295km/hを実現している。

 このDB9 GTボンド・エディションについて、アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは「アストンマーティンとジェームズ・ボンドは、数多くのエンスージアストやアストンマーティン・オーナーの心と強く結びついています。最新作の『スペクター』では、ジェームズ・ボンドがDB10のハンドルを握ります。必ずやコレクターズアイテムとなるリミテッド・エディション DB9 GTとともに希有なパートナーシップを祝福できることに歓びを感じています。我々はもちろんのこと、特にこのスポーツカーを所有する150名の幸運なオーナーは、年末に公開予定の『スペクター』に特別な感情を抱くのではないでしょうか」とコメントしている。

(編集部:小林 隆)