写真で見るルノー「メガーヌ ルノー・スポール」 |
ルノー「メガーヌ」は1995年にデビューした小型乗用車。欧州Cセグメントに属するモデルで、現行モデルとなる3代目は2008年に欧州デビューしているが、日本へは未導入だった。
そんな中、2月10日に発売される、3代目メガーヌの中でもっともホットなモデル「ルノー・スポール」だ。ルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポール・テクノロジーのノウハウが活かされており、先代メガーヌをはじめトゥインゴやルーテシアにもラインナップされており、人気が高い。
新型メガーヌ ルノー・スポールは、スタイリッシュなボディーを持つ3ドアクーペがベース。スポーツドライビングに最適化したチューニングが施された「シャシーカップ」をはじめ、250PSの最高出力を発生する直列4気筒2リッターツインスクロールターボエンジン、6速MT、ブレンボ製ブレーキシステム(フロント)など、スポーツドライビングを楽しむためのパーツが惜しみなく投入されている。
また、エレクトロニクス面でも3段階のレベル切り替えが可能なESP(横滑り防止装置)のほか、クルマの状況をリアルタイムに把握可能な「R.S.モニター」を搭載。同装置には、アクセル感度を5段階に切り替えることが可能なアクセルペダルマッピング機能が用意されるなど、新世代モデルらしい特徴を備えている。
撮影車両は18インチアルミホイールを履くモデルで、価格は385万円。ボディーカラーはイメージカラーとなる「ジョン スポール」。メーカーオプションとして19インチアルミホイール装着車(受注生産)が用意され、こちらは12万円アップの397万円となる。
ボディーカラーは全7色が用意されるが、バンパーのエアインテーク部などのカラーによって組み合わせが異なる。ブラックと組み合わされるのが「ジョン スポール」「ルージュ ビフ」(赤系)「グリ プラティヌメタリック」(銀系)「グリ カシオペメタリック」(銀系)「ブルー エクストレームメタリック」(青系)の各色。グレーと組み合わされるのが「ブラン グラシエ」(白系)「ノワール エトワールメタリック」(黒系)の2色となっている。
先代のメガーヌ ルノー・スポールはハッチバックがベースだったが、新型ではクーペベースにチェンジ。1590mmのワイドトレッド(フロント)、1435mmと低く抑えられた車高によりスポーツカーらしい迫力のあるフォルムとなった |
ヘッドライトはディレクショナルバイキセノン。スモールはプロジェクタータイプだ | |
リアコンビランプは上部がポジション&ブレーキ、下部がウインカーとバックランプ | ||
ハイマウントストップランプに加えバンパー下部にもブレーキランプがあるため、夜間の後続車に対するアピール度はかなり高い | ドアハンドルはジョン スポールのみブラック。その他の車体色ではボディー同色となる |
R.S.モニター。エンジン始動時などには車名ロゴが表示される | 通常時は時計と外気温を表示 | サーキットでのタイム計測などに便利なストップウォッチ機能 |
0-100km/hと0-400mのタイム測定も可能。クルマが動くと自動的に計測する | 前後左右方向のGセンサー表示。左側はリアルタイム表示、右側は過去の履歴が表示される |
アクセルペダルマッピング機能は高感度側からエクストリーム、スポーツ、リニア、プログレッシブ、スノーの5段階に切り替えることが可能 | ||
ギアシフトアラートの調節機能も。標準の6000rpmから50rpm刻みで最大2000rpmの調節が可能 | ブースト圧、スロットル開度、トルク、パワー表示。画面右側にはスポーツ走行のために最適なギアが表示される | パワー、ブレーキ圧、油温、吸気温表示 |
外観から想像するよりは広い印象を受けるラゲッジスペース。分割可倒式のリアシートは座面を持ち上げて前に起こし、背もたれを前に倒すタイプ。ただ、完全にフラットにはならない | |
カーペット下にはスペアタイヤの凹みを利用した小物の収納スペース。さらにその下にはテンパータイヤが収まっている |
■写真で見る バックナンバー
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/
(安田 剛)
2011年 1月 24日