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写真で見る レクサス「IS プロトタイプ」
(2013/4/15 15:25)
レクサス ISは、トヨタ自動車の展開するレクサスブランドでスポーツセダンのエントリーモデルという位置づけである。
現在販売中の初代モデルは2005年のレクサス誕生時にデビュー。スポーツバージョンとなる「IS F」、オープン/クローズが楽しめるメタルルーフを備えた「ISコンバーチブル」が途中追加されるなど熟成&進化を遂げてきたものの、安全装備など少々古さを感じさせる部分が目立ってきたのも事実だ。
新型ISの基本コンセプトは「真の走る愉しさを実現する」こと。そのためにニュルブルクリンクなど数多くのサーキットをはじめ、あらゆる環境下で徹底的なテストを繰り返すことで、ドライバーの感性に訴える官能性能を獲得したと言う。
エクステリアは最近の同ブランド車らしく、スピンドルグリルを頂点にスマートながらたくましい骨格を感じさせる仕上がり。なおかつ、アッパーボディーのみならずアンダーボディーのデザインも追求することで、Cd値0.26と空力特性を向上。操縦性、走行安定性の向上を図るとともに、空気抵抗の大幅な低減を実現している。
パワーユニットはV型6気筒 3.5リッターと2.5リッターの2種類のガソリンエンジンのほか、クラウンにも採用されている直列4気筒 2.5リッター+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを用意。トランスミッションはガソリンエンジン車が8速AT、ハイブリッド車が電気式無段変速機(THS II)となる。このハイブリッドシステムを搭載したことにより、レクサスのすべての車種でハイブリッド車を選択できるようになった。
安全装備ではミリ波レーダーを用いて衝突回避や被害の軽減を支援するプリクラッシュセーフティシステムのほか、レクサスブランド初採用となるレーンデパーチャーアラート、ポップアップフードなどを採用。そのほかリア側方の車両を感知しドアミラー内のインジケーターで知らせてくれるブラインドスポットモニターも設定された。
基本バリエーションはエンジン別にIS350、IS250、IS300hの3タイプで、それぞれ走りを重視した「F SPORT」、装備を充実させた「version L」を設定。ボディーカラーは標準グレード専用2色、F SPORT専用2色を含め全10色、インテリアカラーが5色、オーナメントは5タイプが用意されている。
本記事では、そのレクサス ISのプロトタイプを写真で紹介する。なお、プロトタイプモデルとなるため、市販時には変更される可能性があることを注記しておく。