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写真で見る マツダ「CX-3 プロトタイプ」

 CX-5に続くマツダのクロスオーバーモデルとなるのが「CX-3」だ。すでにロサンゼルスショーや東京オートサロンで実車が公開されているが、今回はプロトタイプ車両を撮影する機会を得たので紹介したい。

 ボディーサイズは「デミオと同じホイールベース(2570mm)ありき」とのことから、4275×1765×1550mm(全長×全幅×全高)と、CX-5よりだいぶコンパクトな仕上がり。なかでも全高は多くのタワーパーキングに入る高さに抑えられており、駐車場の制限からクロスオーバー系モデルに手を出せなかったオーナーには嬉しいポイントだろう。

 エンジンは1.5リッター直列4気筒の直噴ターボディーゼルのみが用意される。最高出力は77kW(105PS)/4000rpmとデミオと変わらないが、最大トルクは270Nm(27.5kgm)/1600-2500rpmと20Nmほど上乗せされている。トランスミッションは6速ATと6速MT、駆動方式は2WD(FF)と4WDが全グレードで選択可能となる。上級グレードの6速AT車は「i-ELOOP」も採用する。JC08モード燃費は21.0~25.0km/L。

 グレードは3タイプで、ベースグレードとなる「XD(クロスディー)」、中間グレードとなる「XD Touring」、上級グレードとなる「XD Touring L Package」を用意。価格は未発表ながら、230万円~300万円あたりになるという。なお、発表・予約受注開始は2月下旬が予定されている。

XD Touring L Package

XD Touring

マツダコネクト

(安田 剛)