特別企画

【特別企画】SUPER GT直前&WEC開催 富士スピードウェイ撮影ガイド(前編)

WECは今年も富士スピードウェイで10月に開催される

 Car Watchでは過去数回、F1日本グランプリやWTCC(世界ツーリングカー選手権)の開催にあわせ、鈴鹿サーキットの撮影ガイドを掲載してきた。今回は今週末にSUPER GTの第4戦、10月にWEC(世界耐久選手権)が行われる富士スピードウェイの撮影ガイドをお届けしたい。

 なお、WEC、正式名「2015年 FIA世界耐久選手権 第6戦 富士6時間耐久レース」の今年の開催日程は10月9日〜11日。翌日の10月12日は休日なので、遠方の方も観戦しやすい日程となっている。チケットの販売は8月13日からスタート。詳細は富士スピードウェイのホームページでご確認いただきたい。また、Car Watchでは2014年に引き続き「WECフォトコンテスト」を開催予定だ。詳細は後日公開されるので楽しみにしていただきたい。

富士スピードウェイ、10月9日〜11日にWEC第6戦「富士6時間耐久レース」を開催

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150508_700964.html

富士スピードウェイ チケット情報

http://www.fsw.tv/2ch/2_5ticket/info.html

WEC第5戦 富士6時間耐久レースで「WEC(世界耐久選手権)フォトコンテスト」緊急開催

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20141003_669640.html

「WEC(世界耐久選手権)フォトコンテスト」結果発表!!

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150130_686092.html

富士スピードウェイの撮影ポイント

 サーキットには定番の撮影ポイントがあり、それぞれに望遠レンズを持った人が多く集まっている。富士スピードウェイの定番ポイントは「1コーナー」「コカ・コーラコーナー」「アドバンコーナー(ヘアピン)」「ダンロップコーナー」「プリウスコーナー」などいくつもあり、特に人気が高いのはダンロップコーナーとプリウスコーナーだと思われる。前編ではダンロップコーナー、プリウスコーナーなどサーキット後半セクションを、次回の後編ではそのほかとなるメインストレート、1コーナー、コカ・コーラコーナー、アドバンコーナー(ヘアピン)の撮影ポイントを紹介したい。

富士スピードウェイ 場内MAP(PDF)

http://www.fsw.tv/3ch/3_1guide/guide.pdf

場内MAP
プリウスコーナー立ち上がり側の土手には多くのカメラマンが集まっている
1コーナーイン側の定番撮影ポイント

 今回の記事で使用している写真素材は、2014年のWECと今年3月のSUPER GT公式テストで実際に観客エリアから撮影したものだ。昨年のWECの写真に言及すると、フォトギャラリーに掲載した72枚のうち、10数枚は観客エリアで撮ったものをそのまま使用している。

2014 FIA 世界耐久選手権 第5戦「富士6時間耐久レース」フォトギャラリー

http://car.watch.impress.co.jp/docs/photogallery/20141015_671344.html

 撮影ポイントの紹介はGoogle Mapsの空撮写真に撮影位置を図示したもの。その場所からの風景、○○mmのレンズで撮った元画像(トリミングなし、リサイズのみ)、その写真をフルHDサイズにレタッチしたもの、という構成を基本としている。カメラ本体はEOS 7DとEOS 7D Mark II。いずれもAPS-Cの撮像素子を使用しているので、35mm判換算するときはレンズの焦点距離を1.6倍していただきたい(例:300mm×1.6=480mm相当)。

 この記事で参考にしていただきたいのはマシンとの距離感。「300mm(480mm相当)のレンズでこれくらいに写るんだ」といった雰囲気を事前に知っておくと、手持ちの機材とのマッチングも可能だと思われる。ただ、実際の撮影では同じ場所でも、超望遠レンズで撮影している人がいれば広角レンズで撮影している人もいる。撮り方は人それぞれだ。記事中のマシンの写真はあくまでサンプル写真なので「このように撮る」ではなく「これくらいの大きさに撮れる」と思っていただければよいだろう。

 過去の撮影ガイドで何度も写真を提供をいただいている松本信夫氏に初めて会ったときの会話は「(鈴鹿サーキットの)デグナー外の写真、参考になりました」だった。松本氏は撮影ガイドでデグナーに写るトラックの写真を見て、実際に撮影に出向いたとのこと。筆者はレース開催時は未だ撮りに行ったことがないので、その後の撮影ガイドの記事では写真を提供していただいた。

デグナー外の土手からの風景
300mm(480mm相当)のレンズで撮ったサンプル写真
600mm(960mm相当)×1.4=のレンズ(1344mm相当)で松本氏が撮影した写真

 松本氏の使い方がこの記事が目指すところだ。広いサーキットをロケハンで歩きまわるには数時間を要する。初めてサーキットに行く前の事前情報としてこの撮影ガイドを活用していただきたい。

 この記事は撮影ポイントの紹介が主なので、サーキット撮影自体が初めてという方には流し撮りの方法などを説明した以下の関連記事を参考にしていただきたい。

WTCC&F1 鈴鹿サーキット撮影ガイド(その2 撮影編)

http://car.watch.impress.co.jp/docs/special/20130917_615672.html

「ミシュラン SUPER GTフォトコンテスト」撮影ガイド(後編 撮影編)

http://car.watch.impress.co.jp/docs/special/20140818_662302.html

「WTCC(世界ツーリングカー選手権)フォトコンテスト」撮影ガイド(第1回 撮影編)

http://car.watch.impress.co.jp/docs/special/20141020_671937.html

 この記事では便宜上、パドックがあるサーキット全体のインフィールド側をインサイド、グランドスタンドのあるサーキットの外側をアウトサイドと呼ぶ。例えば左カーブのプリウスコーナーは、ドライバー目線の右側(コーナーのアウト側)をプリウスコーナーのインサイドと呼ぶ。

ダンロップコーナー インサイド

 最初に紹介するのはダンロップコーナーのインサイド。ダンロップコーナーから13コーナーへ向かう立ち上がり側の土手は多くのカメラマンが集まる定番ポイントだ。金網の上から撮影するので、脚立があると撮影しやすい。マシンまで距離があるのでサンプル写真は300mm(480mm相当)のレンズに1.4倍のエクステンダー(テレコンバーター)を使用している。

土手の上からクリップ付近を狙う
土手の上から金網を避けて撮影
300mm(480mm相当)×1.4=420mm(672mm相当)にて撮影した元画像
フルHDサイズにレタッチした画像
同じく420mm(672mm相当)で立ち上がりをシャッター速度1/125秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 次は土手を降りてカメラホールを使用する撮影だ。富士スピードウェイはコースの内外周にサービスロードがある。コースとサービスロードを隔てる金網とサービスロードと観客エリアを隔てる金網があり、多くの場所で二重金網となっている。目の前の金網をボカすことは比較的容易だが、数m離れた金網をボカすことは難しい。

 サービスロードは報道エリアとなっていて、撮影用のカメラホールがいくつも用意されている。このカメラホールを利用して撮影すれば二重金網の影響を減らすことができる。土手上からの撮影に対し、低い位置からマシンを狙えるので迫力のある絵が撮れる。ただし、カメラホールはそれほど大きくないので、撮影位置を微妙に調整する必要があって自由度は低い。

金網に近づいてカメラホールからクリップを狙う
目の前の金網は近付くことでボカし、離れた金網はカメラホールを使用して金網の影響を減らす
420mm(672mm相当)にて撮影した元画像。上下にカメラホールの枠の影響が見られる
フルHDサイズにレタッチした画像

 次はダンロップコーナーから13コーナーへ向かうマシンの後ろ姿を土手の上から撮影してみた。金網は比較的低い位置となるので撮影は容易だ。

13コーナーへ向かうマシンを背後から狙う
13コーナーへ向かうマシンの後ろ姿を土手の上から撮影できる
300mm(480mm相当)のレンズを使用
フルHDサイズにレタッチした画像

 サーキットには緊急車両などがサービスロードからコースへ入れるよう、内側の金網には切れ目が用意してある。次はこの切れ目を使った撮影だ。13コーナーへ向かうマシンを切れ目を使用して、斜め後ろから撮ることができる。カメラホールと違って切れ目自体はクルマが通れる広さがあるので、撮影の自由度は高い。ただし、切れ目は高速道路の進入路と同じく進行方向に対して斜めに開いているので、マシンを後方から見る位置となる。

金網の切れ目を利用して13コーナーへ向かうマシンを斜め後ろから狙う
手前の金網は近付くことでボカし、金網の切れ目からマシンを撮影する
300mm(480mm相当)のレンズを使用。カメラホールと違いレンズを動かすことが容易なので、シャッター速度1/60秒で流し撮り
フルHDサイズにレタッチした画像

ダンロップコーナー アウトサイド

 ダンロップコーナーのアウトサイドは、300Rからダンロップコーナーへ進入するマシンを正面から見ることができる。1コーナーと並び富士スピードウェイのパッシングポイントなので、勝敗を左右する攻防を観戦することが可能だ。

 エスケープゾーンが広いのでマシンまでの距離は遠い。晴天になると陽炎の影響が出やすく、フォーカスが合っていても空気が揺らぎマシンのロゴなどが歪むことがあるので注意したい。

 正面の土手からの撮影は、420mm(672mm相当)のレンズでもマシンをフレームいっぱいにすることはできない。ただし、マシンがサイド・バイ・サイドで進入してくれは2台横並びのマシンを撮るにはちょうどよいだろう。運がよければ決定的なパッシングシーンを撮ることができる。

正面の土手から進入してくるマシンを狙う
マシンまではかなり距離がある
420mm(672mm相当)ではマシンをフレームいっぱいに撮ることはできない
フルHDサイズにレタッチした画像

 ここもカメラホールを利用した撮影が可能だ。手前にある金網の上側スレスレという位置まで土手を下ると、カメラホールからブレーキングするマシンを狙うことが可能だ。自由度が少ないので、マシンが競り合って予想外のライン取りすると対応できない可能性が高い。

土手の下の方からカメラホールを利用してブレーキングするマシンを狙う
土手上より少し近くなるが、やはり遠いことには変わりない
上部にカメラホールの枠の影響が見られる
フルHDサイズにレタッチした画像

 距離があるのでそこそこの望遠レンズは必要だが、ダンロップコーナーを抜けるマシンを流し撮りすることも可能だ。

ダンロップコーナーを抜けるマシンを流し撮りで狙う
かなり距離があるのでそこそこの望遠レンズが必要
420mm(672mm相当)のレンズでシャッター速度1/100秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 撮影位置を13コーナー側に移動すると、ダンロップコーナーから立ち上がるマシンを流し撮りで撮ることができる。少し距離が近くなるので300mm(480mm相当)くらいのレンズでもマシンを大きく撮ることが可能だ。

13コーナー側に移動し、ダンロップコーナーを抜けたマシンを流し撮りで狙う
少しマシンまでの距離は近くなる
300mm(480mm相当)のレンズでもマシンを大きく撮ることが可能。シャッター速度1/125秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 さらに13コーナー側へ移動して、ダンロップコーナーを抜けたマシンを斜め前から撮影。ダンロップコーナーのアウトサイド側は全体的に距離はあるが、斜め前、横、斜め後ろなど、流し撮りのバリエーションが選べるポイントだ。

ダンロップコーナーを抜けたマシンを斜め前から狙う
マシンまでは少し距離がある
300mm(480mm相当)のレンズを使用してシャッター速度1/160秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

13コーナー アウトサイド

 13コーナー付近の撮影ポイントも紹介しよう。13コーナーからプリウスコーナーに向かうマシンは、その上段に位置する芝生エリアから撮影することができる。芝生エリアの最上段が1段高くなっていて、そこを左右に移動するとさまざまな角度から撮影可能だ。金網が高いので脚立があると撮影しやすくなる。

 芝生エリアを奥へ進むと、13コーナーからプリウスコーナーへ向かうマシンを真横から流し撮りが可能だ。マシンまでの距離はそれほど遠くないので、200mm(320mm相当)のレンズでも撮影ができる。

芝生エリアの上段からプリウスコーナーへ向かうマシンを流し撮りで狙う
芝生エリアの上段で脚立に乗って撮った風景
200mm(320mm相当)のレンズを使用してシャッター速度1/125秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 同じく13コーナーからプリウスコーナーへ向かうマシンを、撮影ポイントを13コーナー側に移動して斜め後ろから狙うこともできる。距離は遠くなるので300mm(480mm相当)くらいのレンズが必要となる。

芝生エリアの上段から、プリウスコーナーへ向かうマシンを斜め後ろから流し撮りで狙う
芝生エリアを13コーナー側に移動した斜め後ろからの風景
300mm(480mm相当)のレンズを使用してシャッター速度1/125秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 次は、13コーナーのクリッピングポイントを抜けるマシンを正面から撮影する。サンプル写真は300mm(480mm相当)とテレコンを使った420mm(672mm相当)で撮影。距離があるので、マシンをフレームいっぱいに撮りたいときはもっと長いレンズが必要だ。

13コーナーのクリッピングポイントを正面から狙う
マシンまで距離があるので長いレンズが必要
300mm(480mm相当)のレンズを使用
フルHDサイズにレタッチした画像
420mm(672mm相当)のレンズを使用
フルHDサイズにレタッチした画像

 続いて13コーナーの縁石付近を流し撮りで撮影。正面の撮影よりは近くなるので、300mm(480mm相当)のレンズでフレームいっぱいに撮ることができる。

13コーナーの縁石付近を流し撮りで狙う
この位置は金網が低いので撮影の自由度は高い
300mm(480mm相当)のレンズを使用してシャッター速度1/60秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像
300mm(480mm相当)のレンズを使用してシャッター速度1/125秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 ダンロップコーナーから13コーナーへ進入してくるマシンを正面から撮ることもできる。ここはダンロップコーナーへの進入部分と同じくかなり距離があるので、マシンを大きく撮ることは難しい。サイド・バイ・サイドのバトルやスタート直後の縦長の車列など、複数台のマシンを狙った方がよい絵が撮れそうだ。

ダンロップコーナーから13コーナーに進入してくるマシンを正面から狙う
かなり距離があるので複数台のマシンを構図に入れた方がよさそう
300mm(480mm相当)のレンズを使用
フルHDサイズにレタッチした画像

 今回のお試しで撮ってみたのが、次の金網付きのカメラホールを利用した撮影。理由はよく分からないが、この場所には金網でふさがれたカメラホールがある。サービスロードに立っても身長よりはるかに高い位置なので、おそらくTV中継用に空けられたものと思われる。金網でふさがれているが、通常の金網より若干だが目が粗くなっている。

 絞りを開放のf2.8にして撮っても、300mm(480mm相当)のレンズでは金網を完全にボカすことはできなかった。レタッチした写真にもうっすらと金網の痕跡が残っている。これを許容範囲内と思えるか否かはそれぞれの判断となる。先ほどの金網の上から撮った写真と比較すると距離が近くなり、マシンは大きく写っている。加えて撮影位置が低くなったので印象が異なる絵となった。400mm(640mm)F2.8クラスのレンズで撮りたいポイントだ。

金網付きのカメラホールを利用して正面から狙う
この写真では分からないが、わずかに金網の目が粗い
300mm(480mm相当)F2.8のレンズでは金網の痕跡が残る
フルHDサイズにレタッチした画像

 次は13コーナーのクリッピングポイントを真後ろから撮影。ここだけ風景写真を撮り忘れたが、金網がギリギリの高さなので脚立を使用して撮影した。

駐車場側から13コーナーのクリッピングポイントを真後ろから狙う
300mm(480mm相当)のレンズを使用
フルHDサイズにレタッチした画像

 13コーナーの芝生エリアと動線的に地続きになっているのが、パナソニックコーナー(最終コーナー)のアウトサイドだ。パナソニックコーナーからメインストレートを見通せる位置にカメラホールが設置されている。ストレートを走るマシンを背後から撮ることができるが、陽炎の影響を受けやすいので天気がよい日は撮影が難しくなる。

メインストレートに向かうマシンを背後から狙う
手前の金網は近付くことでボカし、奥の金網はカメラホールを使用して金網の影響を減らす
300mm(480mm相当)のレンズで撮影。上下にカメラホールの枠が写り込んでいる
フルHDサイズにレタッチした画像

 前編の最後はプリウスコーナーのインサイドだ。プリウスコーナーから最終パナソニックコーナーへ向かう土手の上は、カメラマンがズラっと並ぶ定番中の定番ポイント。左右に広いエリアなので絵作りの自由度は高い。

土手の上からプリウスコーナーを狙う
土手の上から見たプリウスコーナー
420mm(672mm相当)のレンズを使用
フルHDサイズにレタッチした画像

 プリウスコーナーにはいくつかカメラホールが設置されている。高さの関係で手前にある金網の上側ギリギリからカメラホールを利用して撮ることができる。

カメラホールを利用して正面から狙う
手前にある金網の上側ギリギリという位置に立つとカメラホールにマシンが入る。カメラホールは報道カメラマンも使用するので、運がわるいと撮影中にふさがれてしまうが、前方で撮影しているのが1人くらいなら空いているスペースから撮影可能だ
300mm(480mm相当)のレンズを使用。上下にカメラホールの枠の痕跡が残る
フルHDサイズにレタッチした画像

 プリウスコーナーから最終パナソニックコーナーに向かう短いストレート部分は、距離が近くて金網も低いので、流し撮りのしやすいポイントだ。

最終パナソニックコーナーへ向かうマシンを流し撮りで狙う
短いストレート部分は金網が低くなっているので撮影の自由度は高い。余談だが、背中が写っているのは何度も協力いただいている松本信夫さん。偶然ここにいた
近いので200mm(320mm相当)のレンズで撮影可能。シャッター速度1/125秒で撮影
フルHDサイズにレタッチした画像

 プリウスコーナーは最終パナソニックコーナー側だけでなく、金網の切れ目を利用して進入側で撮影しているカメラマンも多い。風景写真、サンプル写真を用意できなかったが、2014年のフォトコンテスト入選作品を参考にしていただきたい。

Hassum氏の作品
th_grand氏の作品
筆者が報道エリアで撮影した写真

 今回は人気の高いダンロップコーナー、13コーナー、プリウスコーナーの撮影ポイントを紹介した。実際の撮影は少し撮影位置を移動したり、レンズやシャッター速度を変えることでさまざまな絵を撮ることができる。歩きまわると新しい撮影ポイントも見つかるので、試行錯誤を繰り返していただきたい。

 次回の後編では、メインストレート、1コーナー、コカ・コーラコーナー、アドバンコーナー(ヘアピン)などの撮影ポイントを紹介したい。

奥川浩彦

パソコン周辺機器メーカーのメルコ(現:バッファロー)で広報を経て2001年イーレッツの設立に参加しUSB扇風機などを発売。2006年、iPR(http://i-pr.jp/)を設立し広報業とライター業で独立。モータースポーツの撮影は1982年から。キヤノンモータースポーツ写真展3年連続入選。F1日本グランプリ(鈴鹿・富士)は1987年から皆勤賞。