まるも亜希子の「寄り道日和」
諏訪湖花火大会へ
2025年8月21日 00:00
なんだかんだと小学校の夏休みは終盤戦に入り、今度は私よりも娘の「はぁ〜」というため息の方が増えてきました(笑)。宿題はあと2つ残っているようですが、その前にこの夏最大のわが家のイベント、諏訪湖祭湖上花火大会(通称:諏訪湖花火大会)へ行ってきました。私と娘と愛犬は3日前に現地入りしたんですが、東京を朝5時半に出発したにもかかわらず、中央道はずっと車線びっしりのクルマが走っていて、各SA・PAの入り口は立ち寄ろうとする人たちで大行列。本当は、談合坂SAにはドッグランがあるので、愛犬の休憩を……と考えていましたが、あきらめて先へ進みました。こんなときによく立ち寄るのは、ドッグランではないものの愛犬とお散歩ができる遊歩道が整備されていて、景色がきれいで気持ちのいい双葉SA(下り)。今回も、双葉までくるとようやく入り口渋滞が短くなっていて入ることができました。
双葉SAはリニューアル中なのですが、少し前に第1期の工事が終わり、フードコートに直結していて、晴れていれば富士山が望めるテラス席が誕生。ここはワンちゃん同伴での利用がOKとなっています。その近くに遊歩道があって、犬用の足洗い場が用意されているのも嬉しいところです。ちなみに双葉SA(下り)の全館リニューアルオープンは今秋の予定で、コインシャワーやコインランドリーも備わるとのことで、ますます便利になりますね。
さて、ようやく諏訪湖に到着したら、東京よりは少し気温が低く湖面から風が爽やかに吹き抜けていますが、やっぱり太陽が照っている間は暑い! 昔は30℃を超えることなんてあまりなかった気がしますが……。地球温暖化の深刻さを痛感しますね。人間同士で争っている場合じゃないのにと思うと、8月15日が終戦記念日ということもあって、心の底から世界平和を願わずにいられません。毎年4万発以上を誇る(今年は打ち上げ数非公開)諏訪湖花火大会は、最初に戦争で犠牲になった方々への黙祷を行ない、1発目の花火は追悼として打ち上げられます。そして、夜空と湖面に映し出される大輪の花々はもう、圧巻のひとこと。今年は家族みんなで見ることができましたが、2月に天国へ旅立った祖母と一緒に見た思い出もよみがえり、いつまでもいつまでもこの花火大会が続きますようにと、あらためて祈ったひとときでした。
私のお腹の中にいるときから諏訪湖の花火を体験して以来、皆勤賞の娘はこの日が楽しみすぎて何日も前から準備をし、屋台で何をしようかとシミュレーションしていたのだとか(笑)。その甲斐あってたこ焼き、チョコバナナ、射的に輪投げ、ダーツにくじ引きと、すっかり満喫。翌日も歳の近いいとこたちとワイワイ遊んで、おいしい鰻や信州蕎麦を食べて、「帰りたくない〜」と最後は大泣きしたほどでした。楽しみにしていた予定ほど、終わりが近づくと寂しいものですよね。私も、朝晩は涼しい中で愛犬のお散歩ができ、家事から少し解放された夏のイベントが終わり、今は寂しい気持ちでいっぱいですが、夏休みのラストスパート、がんばりたいと思います。




