まるも亜希子の「寄り道日和」
ドライブ先で見つけた冷たいジェラートやアイスクリーム
2025年8月7日 00:00
毎日のように「最高気温を更新」などと言われ、外に出れば熱風と湿気でクラクラするこの夏。普段はあまり体を冷やさないように気をつけていて、冷たいドリンクやアイスなどは控えている私なのですが、さすがにこれは自分で自分を守らないとヤバい! という危機感にかられ、積極的に内側から体を冷やすようにしています。
とくに、ジェラートやアイスクリームは高速道路のSAや道の駅に行くと必ずと言っていいほどお店があるので、ついつい食べ比べをしたくなっちゃいますよね。そこでここ最近、食べた中で「これはおすすめ!」と思ったベスト3をご紹介しようと思います。ドライブの目的地としても楽しい場所ばかりなので、夏のお出かけにもいいですよ。
まず1つ目は、頻繁に行くところでお気に入りの「道の駅もてぎ」にある手づくりアイスコーナー。ここでは、いちごや柚子、かぼちゃ、さつまいもなど地元で採れた新鮮な材料を使った本物の風味が特徴のアイスが揃っています。私の定番はやっぱり栃木といえば「いちご」ということで、もてぎ産の完熟いちごを目の前でフレッシュミルクアイスと混ぜ合わせてくれる、「おとめミルク」なんですが、これは12月〜5月くらいまでのメニュー。夏の間は同じくもてぎ産のブルーベリーがゴロゴロと入ったソースがおいしい、「まるごとブルーベリー」がおすすめだそうです。
この道の駅もてぎは、真岡鉄道のSLが走ることでも人気がありますよね。広いスペースにたくさんの遊具もあるので、子どもと一緒に楽しめる場所です。Webで事前予約をすればSLに乗車することもできますよ〜。私はどちらかというと外から眺める方が好きなのですが(笑)。
さて2つ目は、茨城県の常陸大宮市にある「道の駅常陸大宮〜かわプラザ〜」でいただけるジェラートで、中でも珍しい「えごまジェラート」の美味しさに感激! こちらではなんと、栽培から瓶詰めまですべて道の駅で手づくりしている貴重な「えごま油」が名産なんですが、それにちなんでジェラートにもえごまを使ったフレーバーがあるんです。甘すぎなくて少し香ばしくて、甘いものがそれほど得意じゃない人でもぺろりと食べられるところがお気に入り。ほかにもほうじ茶、レモン、アーモンドガナッシュなど、珍しいフレーバーが多いところもいいですよね。
「道の駅常陸大宮〜かわプラザ〜」は、その名の通り雄大な川のほとりに建っているのですが、道具などを貸してくれる手ぶらBBQ設備があったり、障がいがある子どもも一緒に遊べる遊具があったり、いろんな楽しみ方ができるスポットです。
そして3つ目は、山梨県笛吹川フルーツ公園のくだもの広場にある「フルーツカフェはっちんかプラス」でいただけるプレミアムソフトクリーム。名前の“はっちんか”というのは、漢字で「八珍果」と書くそうですが、江戸時代より果物の産地として栄えた山梨で、名産のブドウ、ナシ、モモ、カキ、クリ、リンゴ、ザクロ、クルミを「甲州八珍果」と呼んだところからなのだとか。ソフトクリームだけでなく、いろんなフルーツを使ったスイーツが豊富に揃っていて、ドリンクやパフェなんかも美味しそうです。
フルーツ公園の面白さについてはこのコラムでもご紹介したことがあるので、思いっきり遊んだあとにこのカフェでひと息つくのがおすすめです。ジェラートやアイスクリームって、いろんな種類があって作り手のこだわりが感じられるところも魅力ですよね。夏のドライブでは、あちこちの冷たいものをいただきつつ、なんとか猛暑を乗り切りましょう!



