まるも亜希子の「寄り道日和」
「クルマのある人生を楽しむ」を実感したTipoのニューイヤーミーティング
2026年2月5日 00:00
自動車業界で新年一発目のイベントとしては東京オートサロンが定番ですが、コチラもエンスー界隈ではけっこう恒例となっているのではと感じる、「Tipoニューイヤーミーティング」。いわゆる「イタフラ車(イタリア車とフランス車)」をメインに扱う自動車雑誌「Tipo」は私の古巣でありまして、2026年は千葉県のフェスティバルウォーク蘇我で開催されるということで、ステージMCとしてお手伝いに行ってまいりました。
しかも今回、フィアット&アバルト専門サイトの「フェストリコ」とのコラボが実現し、名称は「Tipoニューイヤーミーティング with チャオ! フェストリコ2026」に。フェストリコさんって私は初めてだったんですが、会場に着いてみるとなんと! まだジャーナリストとして駆け出しのころにお世話になった川西さんが編集長を務めているではないですか。お顔を見てビックリ、久々の再会となったのでした。
会場は海の目の前で、早朝からズラリと仏独伊英、米も日も印もいたかな? というくらい珍しいクルマたちが大集結。展示車両は事前申込だけで300台にのぼったというから、それはそれは壮観でしたよ。そして、夫の橋本洋平はTipoの日本車版であるJ's Tipoの出身なんですが、今回は試乗体験コーナーで参加者の皆さんをお出迎え。最新のマツダ「ロードスター」(ND)と初代のユーノス「ロードスター」(NA)を乗り比べることができるというのが、旧車ファンの多いTipoのイベントらしいところです。
で、私の役目はまず、Tipo編集部在籍でフリーアナウンサーのナカジ〜こと中島さんと一緒に朝いちばんの開会式を行なうこと。そして、雑貨屋さんやチューニングメーカーさんなど、たくさんの出展ブースをTipoの佐藤編集長と練り歩き、会場の皆さんにご紹介。お昼には、「Tipoスタッフ&卒業生トークショー」ということで、現編集部の佐藤さんと中島さんに加え、2代目編集長で現在はジャーナリストの嶋田さん、Tipoひとすじの編集者として長年在籍し、3年前に卒業したナパこと三宅さん、橋本と私のメンバーでステージに登壇。これも毎度のことなんですが、どうもこういう顔ぶれが揃うと当時の編集部にタイムススリップしたみたいになるんですよね。最近太っただの、どこを怪我しただの、お客さまを前にしているとは思えないどうでもいい話題から(笑)、やっぱり昔話に移り……。嶋田さんの「シトロエンBX 5万円号」企画や、ナパちゃんの「日本最北端のコンビニに行く」企画などなど、たくさん披露されて笑いを誘いました。
でもあらためて思ったのは、最近はコンプライアンスが厳しくなってきたり、予算が縮小されてしまったりで、あんまりこういうハチャメチャな企画がやりにくくなっているんじゃないかということ。もちろん、誰かを傷つけたり社会に迷惑をかけるのはダメですが、面白いと思うことをただただ思いっきりやるという、原点にもう一度戻ってみることも大事なのかなと感じました。「クルマのある人生を楽しむ」というのはTipoのモットーであり、私は今もそれを心に刻んで生きていきたいと思っています。
さて、あちこちで参加者同士のクルマ談義に花が咲いている中、佐藤編集長と嶋田さん、橋本、私はそれぞれ1台ずつ「Tipo賞」を選ぶという大役を仰せつかったため、参加車両すべてを1台ずつチェック。みんな大事に乗ってることがわかるし、初めて実車を見たような希少車もたくさんあって、迷いに迷ったんですが……。私が選んだのは、後席に2つのチャイルドシートを装着して、ご家族みんなで参加してくださった、「ルノー10(ディズ)」。1965年から1971年までしか販売していなかった希少車ですが、アイボリーのボディカラーが素敵で、日常に溶け込んでいるような佇まいにグッときました。表彰式にはベビーカーで登壇してくださいましたが、こんな光景がどこかで記憶に残って、小さなお子さんも将来、クルマ好きになってくれたらいいなと思います。
そして最後はTipoイベントの恒例となっている、豪華賞品争奪ジャンケン大会! 嶋田さんと私でジャンケンボーイ&ガール(元)を交代しながら、全員が何か1個はお土産を持ってかえってもらえるように大盤振る舞い。楽しんでもらえていたら嬉しい限りです。私も懐かしい人たちに会えたり、気心知れたメンバーでワイワイやって、ほんっとに楽しい1日でした。



