まるも亜希子の「寄り道日和」

大阪オートメッセ2026の会場で熱気を感じたもの

学生さんたちが新しい発想のカーライフを提案するブース「近大×OAM デコプロジェクト デコって楽しむカーライフ」。遠くからでもキラキラしたオーラを放っていました

 3日間通った大阪オートメッセ2026では、まだまだ面白いモノを見つけたんです! 私の独断と偏見で、ざーっとご紹介しちゃいますね。

 まず、免許を取得する20歳が減っているという現状をなんとか食い止めてくれるのでは? と思わず立ち止まったのが「デコって楽しむカーライフ」というブース。これは近畿大学の学生さんたちが、「デコる」をテーマに新しいカーライフを提案する体験型展示で、免許証を自分らしくかわいくデコる「デコ免許」が楽しそうではありませんか。もちろん免許証にじかにデコるのではなく、免許証サイズのOPP袋にデコってケースにするというもので、なるほどその手があったかと感心しちゃいました。展示車両のID.Buzzは、ラゲッジルームにテーブルやバルーン、ケーキにティーセットなどがディスプレイされた、その名も「トランク女子会」。クルマをこんなふうに楽しむのって、アリですよね。

 続いて、「今年はどんなのが歩いてるかな?」とワクワクしていた“ゆるキャラ”ですが、いましたよ今年も。カスタム&チューニングのトータルブランド「KUHL」が昨年の夏から展開している独自のキャラで、その名も「エア郎」。足がタイヤというのが斬新なんですが、お顔は猫系でとってもキュート。名前の由来はもちろんエアロからきているそうです。ちょっと歩くのが大変そうでしたが、オリジナルグッズも人気なんだそうですよ。

タイヤの足でぴょこぴょこと会場を練り歩き、写真撮影に応じたり手を振ったりしていたゆるキャラを発見。名前はエア郎だそうです

 そしてもう1つ、昨年に続いてとっても楽しみにしていたのが、バルーンパフォーマーのキャサリンさんによる、巨大なバルーンアートのフォトスポットコーナー。今回は未来をテーマに制作したそうです。キャサリンさんは、ひよこのドゥードゥルと一緒に「風船のほし」に住んでいて、バルーンバイクに乗って地球へやってくるそうなんですが、そのバルーンバイクってどんなものなのかなと思って探したら。大阪府茨木市のふるさと納税の返礼品にキャサリンさんのバルーンイベントが掲載されており、そのプロフィール写真にバルーンバイクがありました! いや〜、ステキなのでぜひチェックしてみてくださいね。

バルーンでできたクルマにキュンキュンしてしまった、バルーンパフォーマーのキャサリンさんによるフォトスポットコーナ

 最後に個人的に嬉しかったのが、東京オートサロンの時に大注目したダイハツのデコトラが大阪オートメッセにも展示されていて、今回はなんと運転席に座らせてもらうことができたんです! ドアを開けたらシートからドア内張、ダッシュボードやインパネ、ステアリングまで布で覆われていて、よくよく見れば歴代ハイゼットの模様になっていてビックリ。天井からはシャンデリアが下がって、リアウインドウにも同じ色味のライトが並べてあるという懲りよう。水中花のシフトレバーに、エアーホーンを鳴らす紐もあったりして、遊び心とこだわり満載のダイハツの皆さん。やっぱり最高でした。

思いがけず、ダイハツのハイゼットをベースにしたデコトラの運転席に座らせてもらうことができて、テンション急上昇でした!

 ほかにも、4号館なんて「ここは80年代か?」とタイムスリップしたかのように、懐かしい昭和の名車たちがビッカビカにカスタムされてズラリ。大阪の熱気は本当にすごかったです。まだ行ったことのない皆さんは、ぜひとも来年はお出かけくださいっ!

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z、メルセデス・ベンツVクラス、スズキ・ジムニーなど。現在はMINIクロスオーバー・クーパーSD。