まるも亜希子の「寄り道日和」

ワゴンRで琵琶湖大橋を渡ってみました

大津市側の琵琶湖大橋の手前にある「道の駅 びわ湖大橋米プラザ」の2階から琵琶湖を眺めた景色。琵琶湖大橋は白くてアーチを描く姿が美しいですね

 クルマで長い橋を渡るのって、ものすごくワクワクするんですよね。東京ならレインボーブリッジ、横浜ならベイブリッジ、千葉と神奈川を結ぶ東京湾アクアラインはもう、毎日走っても楽しい大好きな橋ですが、先日レンタカーで琵琶湖周辺をドライブする機会があって、初めて琵琶湖大橋を渡ってきました!

 今回の相棒は、京都駅でお借りしたスズキ・ワゴンRです。NAエンジンのベーシックなグレードでしたが、十分よく走るし荷物はたっぷり入るしで、あらためてロングセラーモデルの実力をひしひしと感じながらのドライブ。

 大津市側から走っていくと、橋の手前に「道の駅 びわ湖大橋米プラザ」があったので立ち寄り、2階の展望デッキからまずは琵琶湖を眺めてみます。雲が多くてお天気がちょっと残念でしたが、なだらかなアーチを描いてまっすぐに伸びる、白い琵琶湖大橋の側面が見られてさらにワクワク。鉄でできた橋で、橋桁や基礎杭など全体で使われた鉄の量は、普通乗用車に換算すると約1万2500台分に相当するのだとか。そんな豆知識を知るのも楽しいですよね。

 1階には滋賀県全域から集まった農産物や加工品が並ぶ直売所があり、「米プラザ」というだけあって珍しいお米がたくさんありました。滋賀県産のお米は総称で「近江米」と呼ばれていて、コシヒカリやキヌヒカリといったメジャーな品種のほか、滋賀県独自の「みずかがみ」や「きらみずき」など、琵琶湖流域の良質な水と気候が美味しいお米を育んでいるのだそうです。マイカーで来てたら買って帰りたいところでしたけど……、グッと我慢して手作りのおにぎりを購入。滋賀県産の棚田米・こしひかりの酵素玄米おにぎりで、噛むごとにお米の甘みが広がってすごく美味しかったですよ。

 そしていざ、琵琶湖大橋へ突入〜! 最初はグングンと上り坂でウィーンと唸りながら元気よく走るワゴンR。1964年に完成したという琵琶湖大橋は、なんと最も高い地点が大阪城の天守閣より高いところにあるそうです。もともと琵琶湖の湖面が海抜84.371mにあり、それが大阪城の天守閣とほぼ同じ高さ。琵琶湖大橋は湖面からさらに26.3m高くなっているとのこと。長さは1.4kmあって、左右に広がる雄大な琵琶湖がいいですね。ワゴンRの着座位置だと、ちょうど柵が目の高さにきてしまったので、もう少しアップライトなSUVとか観光バスなんかだとさらに景色が楽しめそうです。有料道路なんですが、無料の自転車歩行者専用道路が整備されていて自転車で渡っている人もいて気持ちよさそうでした。

琵琶湖ドライブの相棒はワゴンR! よく走り、使い勝手も最高の軽自動車だということをあらためて実感しました

 ちなみに自転車好きな人たちの間では、琵琶湖を一周することを「ビワイチ」というらしいですね。琵琶湖は一周が約200kmあって、周辺の道は制限速度が50〜60km/h程度のところが多いため、クルマで一周するには休憩なしで走っても約5時間かかると言われています。今回ドライブした区間だけでも、キャンプができるエリアをいくつか見かけたので、いつかクルマで「ビワイチ」にトライしたいなぁと新たな楽しみが増えた旅でした。

滋賀県は琵琶湖の水と気候に恵まれた米どころ。初めて食べた「酵素玄米おにぎり」が美味しかったです
まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z、メルセデス・ベンツVクラス、スズキ・ジムニーなど。現在はMINIクロスオーバー・クーパーSD。