まるも亜希子の「寄り道日和」
アウディの新型「Q3」に乗ってきました
2026年6月25日 00:00
世界で累計200万台以上を販売している、大ヒットモデルのアウディ「Q3」。その3代目となる最新モデルに試乗してきました!
ボディサイズは全長が4cmほど長くなったものの、全幅と全高は先代と同等をキープしており、日本の道路事情でも扱いやすいので気になっている人も多いのではないでしょうか?
デザインは正常進化という感じですが、よりエモーショナルで筋肉質になったとアナウンスされたように、サイドのキャラクターラインが強めに入っていたり、リアにモリモリとした張り出しがあったりと、確かに躍動感あふれる印象。フロントマスクも、ヘキサゴングリルがガバッとワイドに取られていて存在感がありますが、決して下品にならないところがさすがです。
そしてインテリアはかなりスッキリと大変身。細長く美しい「MMIパノラマディスプレイ」はグラフィックがとても見やすく、低めの位置に置かれているので、視界がすごく広くて車両感覚がつかみやすいと感じました。ステアリングまわりに新たに採用された「インテグレーテッドスイッチモジュール」は、シフトセレクターや従来ならステアリングコラムからニョキっとはえていたはずのウインカーまで一体化していて、操作が直感的ですぐになじめたことに感心。これまでのダイヤルやレバーがなくなったことで、センターコンソールのカップホルダーや収納トレイが大きく確保されたのも嬉しいところです。
今回は昼間だったのであまり目立ちませんでしたが、なんとドアパネルに片側300個にもなる緻密なレーザーマップを施したイルミネーションが採用されていて、約30色から選べるカラーによる立体的な光の演出も見どころなんです。アニメーション機能もあって、乗り込んだ瞬間からドライバーを迎え入れるような光を見せてくれるとのこと。
あと先進の運転支援技術も満載で、よく停める駐車場を最大5件まで登録して、パーキングアシスタンスでスマートに駐車できたり、最大50mの範囲で自動でバックしてくれたり。片側2万5600個というマイクロLEDテクノロジーの採用によって、車線変更や外気温低下などの際に路面にヘッドライトで注意喚起のガイダンスやシンボルマークを照射するという機能もすごいですよね。これは速度など一定の条件下で作動するらしく、今回の試乗では見ることができなかったのですが。警告音やメーター内への表示と併用することで、さらに事故防止効果が高まると思います。
試乗したのは「Q3 TFSI 110kW advanced」で、1.5リッターガソリンターボのマイルドハイブリッド。価格が550万円のいちばんベーシックなモデルです。内心、日本ではディーゼルモデルがなくなってしまったことにガッカリしていたんですが、走り出したらこれがすごく軽快で、ビュンビュンとキレのいい加速が爽快。おまけに乗り心地もとってもいい! 2バルブ式電子制御ダンピングコントロールサスペンションを採用していて、これがいい仕事をしてくれているんです。とくに、首都高の環状線から湾岸線までの速度域やカーブ、アップダウンなどと相性がよく、すごく気持ちよく走れました。これは近々、2.0リッターガソリンターボの「quattro 150kW advanced」の方も乗ってみたいですね。
ラゲッジスペースは通常で488L、後席を倒せば最大1289Lと、このクラスとしては大容量。よりクーペライクなルーフラインとなるSportbackでも変わらないのが素晴らしいですね。新型Q3は、大きすぎないSUVを探している人にぜひチェックしてみてほしいモデルです。




