まるも亜希子の「寄り道日和」
富士山麓にある英国式庭園へ
2026年8月13日 00:00
小学生の頃に近所の英会話教室に通っていて、その先生がプレゼントしてくれた「ピーターラビット」の絵本が、私にとっては初めての英語の本でした。内容を詳しく知りたくて、辞書と首っぴきで少しずつ読み進んだ記憶があるのですが、結局最後までは終わらず(笑)。でもそれ以来ピーターラビットの世界が好きで、いつか作者が暮らし、ピーターラビットの故郷と言われているイギリスの湖水地方へ行ってみたいと思っているんです。
でも先日、富士五湖のあたりをドライブしていると視界の端っこにチラリと「ピーターラビット」という文字が見えた気がして、ん?と思いUターン。すると富士本栖湖リゾートに「ピーターラビット イングリッシュガーデン」がオープンしているではないですか。ふらふらと吸い込まれるように入っていくと、なんと湖水地方の風景を一部切り取ったかのような建物や緑が広がっていました。
まずは建物エリアの中央にある高い塔が気になり、小さな入り口から入ってみます。すぐにちょっと薄暗くてワクワクする階段が現れ、壁にはピーターラビットに登場するキャラクターのフレームが飾られていて、一気にお話の世界に引き込まれました。約8mあるという塔のいちばん上に辿り着くと、思わず「うわ〜」とため息。目の前に富士山と広大な庭園が広がっているんです。真夏なのでまだあんまりお花は咲いていませんでしたが、思いっきり深呼吸したくなる気持ちよさでした。
そして階段は一方通行になっていて、登ってきたところとは別の階段でおりていくと……。渡り廊下があって、お隣りのショップに降りてくるようになっていました。そこには、自分が絵本に紛れ込んだかのような小さなミュージアムもあって、これはピーターラビット好きにはたまらない! しばし浸ったあと、出てみるとそこはオリジナルグッズが所狭しと置かれているショップ&ギャラリーでした。世界でここでしか買えないグッズばかりということで、迷いに迷ってマドラーとメモ帳を購入。実用品を選んじゃうところが悲しいですが、どちらもかわいいので大満足です!
本当は、カフェレストランでコーヒーでもいただきたかったのですが、その時は休業中。8月29日から「虹の花まつり」がスタートするので、それに合わせて営業再開する予定とのことでした。東京・自由が丘にピーターラビットのカフェレストランがあって、たまに行くんですが見た目がかわいいだけじゃなくてオムレツやサンドウィッチ、紅茶などがすっごく美味しいのです。きっとこちらも……。また営業再開後を狙って訪れたいと思います。
その後いよいよ、カフェからも眺められるようになっている英国式庭園へ入ってみました。イギリス人ガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏が監修した約300種類の草木や花々が楽しめるそうで、とくに圧巻は2025年11月に植えたという約4000球のさまざまな球根。都心より少し遅れて開花するそうで、たぶんもう少し早くきていたらまだ見られたかもしれないですね。この時は青々とした芝や木々がメインで、お花はちらほらと咲いている程度でしたが、このお庭には小径エリアがあって、そこにはピーターラビットの絵本の世界観を再現したかのような「ストーリートレイル」が展開されています。猫、アヒル、ハリネズミや子豚さんといった表情豊かで愛らしいキャラクターたちがどんなワンシーンで出てくるのか、とっても楽しみ!
ただこの時は、標高950mの富士山麓といえども外気温30度を超えており……。暑さのため途中で散歩を断念。ここは小・中型犬用のドッグランも併設されているので、虹の花まつりが開催されたらまたドライブで行きたいと思っています。ちなみに年末年始には「ダイヤモンド富士鑑賞会」も開催されたそうですよ。ピーターラビット好きの皆さま、お花好きの皆さま、富士山との映え写真を撮りたい皆さまも、ぜひチェックしてみてくださいね。



