東京オートサロン 2016

BMW、「BMW M Performanceパーツ」で武装した新型7シリーズなどを展示

BMW M Performanceパーツ装着のM4 クーペなど計5台を出展

2016年1月15日~17日開催

新型7シリーズの特別仕様車「740i M Sport with M Performance Parts」

 2015年に続き東京オートサロンに出展したビー・エム・ダブリューのブースでは、「BMW M Performanceパーツ」を装備した新型7シリーズの「740i M Sport with M Performance Parts」「M4 クーペ with M Performance Parts」をはじめ、「i8」「X1 xDrive25i」「218d グランツアラー」の5台を展示した。

「740i M Sport with M Performance Parts」

「BMW M Performanceパーツ」は、1972年のBMWモータースポーツ(現BMW M)設立以来、モータースポーツ活動で培われた経験とノウハウをもとに開発されているパーツ。2012年にBMWがDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦復帰してからは、BMWモータースポーツとプレミアム・パートナーとなっている。エアロダイナミクスや軽量ホイール、コクピット内パーツ、ブレーキやショックアブゾーバー、そしてサスペンションといったシャシー類までをパーツ提供している。

 今回の「740i M Sport with M Performance Parts」は、2015年10月末から販売が始まった「7シリーズ」の特別仕様車。M Sportでは、ダーク・クローム仕上げのエレメントが随所に施された M エアロダイナミクス・パッケージなどを装備しており、展示車はこれに加えてブラック・キドニー・グリル、カーボン・ミラー・カバー、リアスポイラー、ダブルスポーク・スタイリング650Mタイヤとアロイホイールセット、LEDドア・プロジェクターなど多数の「BMW M Performanceパーツ」を装着している。LEDドア・プロジェクター以外は参考出品となっている。

740i M Sport with M Performance Parts
21インチアロイホイール。タイヤサイズは245/35 R21
740i M Sport with M Performance Partの運転席まわり

「M4 クーペ with M Performance Parts」

「M4 クーペ with M Performance Parts」は、直列6気筒3.0リッターMツインパワー・ターボ・エンジンにより、最高回転数7600rpmまで吹け上がるMモデルならではの高回転型出力特性を持つハイ・パフォーマンス・モデル。最高出力は317kW(431PS)とアナウンスされている。

M4クーペ with M Performance Parts
19インチM・ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング437M(ブラック)。タイヤサイズは275/35 ZR19
テールランプとエンブレムまわり
M4 クーペ with M Performance Partsの運転席まわり
バケットシートにはエンブレムが

「i8」

 カーボンファイバー製ボディを採用する「i8」は、、リアに231PS/320Nmの直列3気筒1.5リッターエンジン、フロントアクスルに96kW(131PS)/250Nm(25.5kgm)を発生するモーターを搭載したプラグイン・ハイブリッド・スポーツカー。2014年から1917万円で販売されている。

 エンジンとモーターは状況に応じてバランスよく動作し、走行状況に応じて前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動を切り替えながら走行する。システムトータルとして最高出力362PSをしぼり出す。

i8
i8の運転席まわり

「X1 xDrive25i」

「X1 xDrive25i」は、直列4気筒2.0リッターターボエンジンを積んだスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)。先代モデルから全長が30mm短く、全高が35mm高くなり、取りまわしのよいコンパクトなボディサイズを実現しながらも力強いスタイリングを実現。後席スペースを大幅に拡大している。

X1 xDrive25

「218d グランツアラー」

「218d グランツアラー」は、BMW初の前輪駆動車となった「218i アクティブツアラー」のホイールベースを110mm、全長で215mm長く設定したモデル。3列シートを備えた7人乗りのコンパクトMPVとなる。エンジンは直列4気筒2.0リッターターボの新世代クリーン・ディーゼルを搭載している。

218d グランツアラー

村上俊一