東京オートサロン 2017

【東京オートサロン 2017】トヨタ「86」と「A MAN of ULTRA」のコラボ“ウルトラな男”のためのコンセプトカー「M78×86」初公開

初代ウルトラマンが発表会にサプライズ登場

2017年1月13日~15日 開催

コンセプトカーM78×86とウルトラマン、トヨタ86を応援する女性ユニット「8648」

 円谷プロダクションとフィールズが共同で展開するコンセプチュアル・ブランド「A MAN of ULTRA(ア・マン・オブ・ウルトラ)」は、「TOYOTA 86×A MAN of ULTRA」プロジェクトを立ち上げ、コンセプトカー「M78×86」を東京オートサロン2017の「86 my garage」ブース内に作られた「『M78×86』GARAGE」内にて初公開した。

 このプロジェクトは、昭和のウルトラマンシリーズを見て育った40代~50代のユーザー層をターゲットに、真に“カッコいい”と思えるクルマを作ることを目指した。エンブレムにウルトラマンをイメージしたデザインを入れるなど、大人の遊び心あるデザインに仕上げてある。

「M78×86」GARAGEにてお披露目された。ガレージ・ワンが輸入するアメリカンスチールスパンを使った独特な形状のガレージ
ベールにはTOYOTA 86×A MAN of ULTRAプロジェクトのマーキング
A MAN of ULTRAをまとめるフィールズ株式会社 代表取締役社長 繁松徹也氏が挨拶
初代ウルトラマンがサプライズ登場してアンベール
M78×86をアンベール後、ポーズをするウルトラマン
プロジェクトメンバーが一同に揃う

 トヨタ 86 クリスタルブラックシリカ(D4S)をベースに、クロームのサイドウィンドウモールやドアハンドル装飾、ピラーパネル、レッドのFRP樹脂製のオーバーフェンダーとルーフモール、リアフェンダーガーニッシュなどを装飾。フロントグリルには、名車TOYOTA 2000GTの「T」グリルをオマージュしたガーニッシュを装備。ウルトラの星「M78」星雲と「86」を掛け合わせたデザインのオリジナルエンブレムも装着されている。これはよく見ると、ウルトラマンの必殺技八つ裂き光輪とウルトラマンの横顔がデザインモチーフにもなっている。インテリアはホワイトのPVCレザーシートを基調にして、随所にレッドの挿し色がほどこされる。

 今後、春頃をめどに販売を予定しているが、現時点では価格は未定。

M78×86フロント
M78×86リア
M78×86サイド
TOYOTA 2000GTをオマージュしたフロントガーニッシュ
FRP樹脂製オーバーフェンダーはレッド
クロームのアルミ製サイドウィンドウモール
ピラーパネルにはA MAN of ULTRAのロゴ
FRP樹脂製ルーフモールはレッド
リアフェンダーガーニッシュは綾織りウェットカーボン樹脂製
クロムメッキフィルムのリアウィンドウシェードには、ウイングマークのロゴ
フロントのエンブレムマークはM78と86を掛け合わせたオリジナルデザイン
同様のエンブレムはサイドにもあしらわれる
マフラーエンドにも装飾が施されている。簡単に取り外すこともできる
インテリアは白を基調にチェッカーパターンとレッドの挿し色
PVCレザーには、よく見ると細かく「M78X86」と連続してプリントされている
ドアの内側も装飾される

 M78×86の公開後は、「A MAN of ULTRA」エグゼクティブプロデューサー 佐藤佳世子氏、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員 近藤正純ロバート氏、レーシングドライバー 織戸学氏を迎えて、トークセッションがあり、大人に向けた“ウルトラな男”たちのための車というコンセプトで、思いを結集し短い期間の中で作りあげ、公開前日(1月12日)に仕上がったことなどの話題があった。

 M78×86とコラボしたウルトライーグルスカジャンを着て登壇したレーシングドライバー 織戸学氏は、「86のフロントはよく見るとウルトラマンに似てる。うるさすぎないパーツが、さりげなくそこかしこに入っていて、シックな大人のクルマに仕上がっていると思います」と語っていた。

M78×86の横でトークセッションがあった
「A MAN of ULTRA」エグゼクティブプロデューサー 佐藤佳世子氏
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員 近藤正純ロバート氏
レーシングドライバー 織戸学氏
ガレージ内では、TOYOTA 86×A MAN of ULTRAの限定グッズも販売される。こちらはジャケット関連
M78×86ウルトライーグルスカジャンは、レーシングドライバー 織戸氏が着て登場
ウルトラマンのフィギュア
時計や眼鏡、アクセサリー、カーフレグランス、ボトルなどさまざまな限定コラボグッズが販売されている

村上俊一