イベントレポート
【LAオートショー 2018】トヨタ、新型「カローラ ハイブリッド」公開。2019年春に米国発売予定
Amazon AlexaやApple CarPlay対応のコネクティッドオーディオ採用
2018年11月30日 00:00
- 2018年11月28日(現地時間)発表
トヨタ自動車の米国法人 Toyota Motor Sales, USAは11月28日(現地時間)、米国 ロサンゼルスで開催されている「LAオートショー 2018(LOS ANGELES AUTO SHOW)」で新型「カローラ ハイブリッド」を発表した。この新型カローラ ハイブリッドは2019年春に米国で発売予定とのこと。
米国で初めて発売されるハイブリッド仕様の新しいカローラは、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」プラットフォームを採用。「Hybrid Synergy Drive」の新しいパワートレーンでは、直列4気筒の1.8リッターガソリンエンジンに、「MG1」「MG2」の2つのモーター、無段階変速機、トランスアクスルなどを組み合わせ、システム出力121HPを発生。また、車両の中心近くに設置されたニッケル水素のバッテリーパックでは、新開発の「Hyper-Prime Nickel」技術を採用。バッテリー性能を向上させ、小型・軽量化を推し進める。これらにより、燃費は50mpg以上としている。
このほかに新型カローラ ハイブリッドでは、ドライブモードとして「EV」「ノーマル」「エコ」「スポーツ」などを用意。また、安全支援技術として、約24mph(約38km/h)までの低速追従が可能な「Full-Speed DRCC(Dynamic Radar Cruise Control)」、走行レーンを外れそうになった場合にステアリング支援を行なう「ステアリングアシスト付LDA(Lane Departure Alert)」、ヘッドライトのハイビームとロービームを自動的に切り換える「AHB(Automatic High Beam)」などをセットにした「Toyota Safety Sense 2.0」を全車で標準装備する。
インテリアでは7インチのマルチインフォメーションディスプレイを備えるハイグレードメーターを採用するほか、「Apple CarPlay」「Amazon Alexa」に対応し、Wi-Fiコネクト機能を持つ8インチタッチスクリーン式の「Entune 3.0 App Suite Connect」を装備している。