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トヨタ、13人乗り「ハイエース」(UAE仕様)と「カローラ ハイブリッド」(北米仕様)を日本初展示

新型「スープラ」も。東京本社1階ロビーにて10日まで一般公開

2019年5月8日~10日展示

トヨタ自動車 東京本社の1階ロビー

 トヨタ自動車は5月8日、決算説明会を開催した東京都文京区にある東京本社で、北米仕様の「カローラ」とUAE仕様の「ハイエース」、そして国内仕様の「スープラ」を展示した。このうち北米仕様カローラとUAE仕様ハイエースは国内初展示となる。

 展示されているのは一般来場者も入ることができる1階ロビーで、展示期間は5月10日まで。取材を行なった5月8日は、決算説明会に来たマスコミ向けにドアも解錠されていて、車内も見ることができたが、これは初日のみで9日以降はドアは施錠された状態になるとのこと。とはいえまだまだ未発売の新型スープラに、国内初公開となるカローラ、ハイエースに触れられる貴重な機会なので、時間の合う人はトヨタ本社を訪れてみてはいかがだろう。

ハイエース(UAE仕様)

 日本では発売されない海外向け専用の新型ハイエースで、国内初展示。展示されていたのはUAE仕様で、13人乗りのツーリズム ロングホイールベースモデルとなる。ボディサイズは5915×1950×2280mm(全長×全幅×全高)と大きく、国内向けのハイエースと比べると全長で535mm、全幅で70mm拡大される。シートは5列で展示モデルは13名が定員だが、最大で17名乗りのモデルもラインアップされる。

UAE仕様となるハイエース GL ツーリズム ロングホイールベース
国内仕様とは異なるボンネットのあるスタイル
リアゲートにはGLのエンブレム
リアゲートに非常時のドアの開け方が記されている
インテリア
シートは5列
ところどころにアラビア語の表示が見受けられた

カローラ ハイブリッド(北米仕様)

2018年11月に開催されたLAオートショーで発表されたカローラ ハイブリッドで、国内では初の展示となる。展示されていたのは北米仕様。2019年春より米国と欧州で発売予定で、その後、中国など世界150以上の国と地域で順次発売する予定。国内向けには日本のユーザーや道路状況に合わせた専用モデルとなるセダンとワゴンを年内に発売予定だと言う。

北米仕様のカローラ ハイブリッド LE
フロントフェイス
タイヤはヨコハマのAVID GTというモデルが付く
リアまわり
インパネ
メーター内とセンターコンソール部に2つのディスプレイを持つ
明るめの内装

スープラ

 2019年1月にデトロイトモーターショーで初披露された新型スープラ。スープラとしては5代目でじつに17年ぶりの復活となる。展示されていたのは直列6気筒3.0リッターツインスクロールターボエンジンを搭載する「RZ」グレード。日欧での発売は2019年春を予定している。

スープラ RZ
フロントバンパー
タイヤはミシュラン パイロット スーパー スポーツが装着される
ドアのアウターハンドルには照明が内蔵される
リアバンパー
インテリア。8速ATでシフト・バイ・ワイヤ式のシフトレバーやパドルシフトも見受けられる