イベントレポート

【ジュネーブショー 2019】アルファ ロメオ、プラグインハイブリッドのコンパクトSUV「Tonale」公開

12.3インチのフルデジタルクラスターと10.25インチタッチスクリーン搭載

2019年3月5日(現地時間)発表

Palexpo

コンパクトSUVのコンセプトカー「Tonale」

 アルファ ロメオ(FCA)は3月5日(現地時間)、スイス ジュネーブで開幕した「ジュネーブモーターショー 2019」(プレスデー:3月5日~6日、一般公開日:3月7日~17日)で、コンパクトSUVのコンセプトカー「Tonale」を公開した。

 アルファ ロメオ初のPHEV(プラグインハイブリッド)となるTonaleは、伝統的フロントグリル「トライローブ」に加え、「SZ」「ブレラ」などのモデルで用いられた「3+3」スタイルのヘッドライトをフロントマスクに採用。テレフォンダイヤル・デザインの21インチホイールも使ってアルファ ロメオのDNAを表現している。

Tonaleはアルファ ロメオ初のPHEV、そしてアルファ ロメオ初のコンパクトSUVとなる

 インテリアでは12.3インチのフルデジタルクラスターとセンターコンソールの10.25インチ タッチスクリーン式ヘッドユニットを採用。10.25インチのヘッドユニットはマルチタスクインターフェースとして各種機能をシームレスに利用できるようになっており、ドライバーが運転に意識を集中しやすい環境を作り出す。

 また、インフォテイメント機能では、最新ニュースやアルファ ロメオのコミュニティと連携した情報などを紹介する「Alfista」、内外装をアップグレードさせるパーツ類やアパレル製品などを車内から直接注文できる「Paddock」などが利用可能となっている。

 Tonaleでは、アルファ ロメオが追い求めている高性能による卓越したドライビングファンを電動化による新たな道で表現。「DNA ドライブモードシステム」の「ダイナミック」モードでは2つのパワーソースから最高出力を発生する「デュアルパワー」を利用可能となり、「ナチュラル」モードではエンジンとモーターのパフォーマンスを常に最適化。また、「アドバンス エフィシェンシー」モードは「アドバンス E」モードとなって、パフォーマンスをフルEVとして発揮する。

編集部:椿山和雄