イベントレポート

【ジュネーブショー 2019】開幕直前。マツダの新型SUVやホンダ新型EVなど世界初公開に向け開催準備の進む「Palexpo」

スバル、日産、三菱自動車のコンセプトカーも登場

2019年3月5日~17日 開催

ジュネーブ国際空港に隣接する展示施設「Palexpo」が会場となる

 ジュネーブモーターショー 2019(正式名称:Le 89e Salon international de l'automobile Geneve)がスイスのジュネーブで3月5日(現地時間)より開幕する。会場となる「Palexpo」はジュネーブ国際空港に隣接する展示施設で、開催に向けて準備が進んでいる。

 開幕初日の3月5日はプレスデーとなっており、日本の自動車メーカーでは、スバル、日産自動車、三菱自動車工業、本田技研工業、マツダがプレスカンファレンスを予定している。

 プレスカンファレンスでは、市販間近のモデルとして、マツダは新型「Mazda3」に続く新世代商品第2弾の新型SUV、ホンダは新型EV(電気自動車)のプロトタイプ「Honda e(ホンダ イー)」を世界初公開する。

 また、コンセプトカーとしては、スバルは「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT(スバル ヴィジヴ アドレナリン コンセプト)」、日産はクロスオーバーのコンセプトカー「IMQ」、三菱自動車はクロスオーバーSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(ミツビシ・エンゲルベルク・ツアラー)」を公開すると予告している。

 日本メーカーのほかにも、アウディ、フォルクスワーゲンなど多数の世界初公開を予定しており、2019年シーズンの華やかなスタートとなることが予想される。

 プレスカンファレンスを行なわないものの、トヨタ自動車では「カローラ GR SPORT」「カローラ TREK」や、新型「スープラ」のレーシングスタディモデル「GR Supra GT4 Concept」を会場で公開するなど、注目度の高いショーとなりそうだ。

 プレスデーは3月5日~6日の2日間の日程で開催され、一般公開日は3月7日~17日となる。

現地は雨模様。午後には回復方向に

編集部:椿山和雄