イベントレポート
【ジュネーブショー 2019】マツダに聞く、新型SUV「CX-30」はなぜ2桁数字車名なのか? Mazda30やRX-78もありなの?
2019年3月7日 11:45
- 2019年3月5日~17日(現地時間)開催
- Palexpo
マツダは3月5日に開幕した「ジュネーブモーターショー 2019」のプレスカンファレンスで、新世代商品の第2弾モデルとなる新型SUV「CX-30」を世界初公開した。このCX-30は、CX-3の後継ではなく新たなラインアップとなる車種で、そのこと自体も大きな驚きをもって迎えられたが、車名に使われている数字が2桁だったことも話題になっている。
ご存じのようにマツダの新世代商品群で使われている数字は1桁。CX-3やCX-5、CX-8などのSUVだけでなく、アテンザ(Mazda6)もそうだし、最近話題の新型Mazda3(こちらは、日本名がアクセラとなるのか、Mazda3のままなのか正式発表はまだ)もそうだ。また、マツダの歴史を作ってきたロータリーエンジン搭載車も、RX-3 サバンナ、RX-7、RX-8と数字1桁車名が使われている。
かつては、ユーノス800などの数字3桁車名も国内であり、海外ではMazda 323、Mazda 626と有名な車名はあったが、数字2桁というのはとても珍しい。
ただ、モーターショーでのコンセプトカーについては、CX-30同様に美しいボディラインをまとって市販化が期待された「RX-01」が有名(RX500もよく知られている)で、これが1桁なのか2桁なのかは、判断の難しいところだ。市販車として登場するCX-30が、マツダの車名ルールを拡大するものとなるのが分かる。
この2桁車名が今後あるのであれば、Mazda3より少し大きくなる「Mazda30」という車名や、ロータリー搭載車でRX-7とRX-8の中間に位置する「RX-78」という車名もあり得るはず。その辺りについてマツダに聞いてみた。
──CX-30のように2桁数字車名にしたのはなぜか?
マツダ:世界的に需要が高まるクロスオーバーSUVにおいて、よりお客さまに選択肢を増やしていくために、様々な検討の結果、CX-30に決定。全くの新型車として独自のコンセプトとターゲットカスタマーのもと開発。
──今後はMazda30とかもあるのか?
──2桁がOKなら、RX-78なんてのもありなのか?
マツダ:2点目と3点目については、将来の商品についてはお答えできません。
後半の質問については、やはり明確な回答を得られなかったが、今後日本で発売されていく新型Mazda3やCX-30が魅力的なクルマであるのは間違いない。その発売を楽しみに待ちたい。