イベントレポート

水素レーシングカー「GR H2 Racing Concept」も展示する見どころ多しの「モータースポーツエリア」

一般公開日:10月28日~11月5日

入場料:1500円~4000円

トヨタの水素レーシングカー「GR H2 Racing Concept」

 一般公開が始まった「ジャパンモビリティショー2023」(会期:10月26日〜11月5日)。東京ビッグサイト東新展示棟1階(東7ホール)では主催者プログラム「モータースポーツエリア」として、モータースポーツ車両の屋内展示を展開している。

 会場ではホンダがSUPER GT 2024年シーズン参戦に向けて開発中の「CIVIC TYPE R-GT CONCEPT」や、東京での公道レース開催が発表されたフォーミュラEに参戦している日産のEVマシン「Nissan Formula E Gen2 car, Season 8(2021/22年)」、トヨタの水素レーシングカー「GR H2 Racing Concept」などの車両展示が行なわれている。

四輪車展示

SUPER GTに参戦する、ホンダ「CIVIC TYPE R-GT CONCEPT」(2024年参戦用)、日産「MOTUL AUTECH GT-R GT500」(2019年)、スバル「SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT」

 四輪車両展示では、SUPER GTに参戦するホンダ「CIVIC TYPE R-GT CONCEPT」(2024年参戦用)、日産「MOTUL AUTECH GT-R GT500」(2019年)、スバル「SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT」の国内で活躍する車両に加え、、F1、WEC、WRCなど世界のレースで活躍する車両を展示。

スーパー耐久に参戦するトヨタ「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」、マツダ「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept」、スバル「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」

 また、スーパー耐久に参戦するトヨタの水素エンジン車「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」、マツダのバイオディーゼル燃料を使用する「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept」、スバルのカーボンニュートラル燃料を使用する「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」といった、カーボンニュートラルに挑戦する自動車メーカーの車両も見ることができる。

F1マシン、ホンダ「ORACLE RedBull Racing RB19」とフォーミュラEマシン、日産「Nissan Formula E Gen2 car, Season 8(2021/22年)」
トヨタの水素レーシングカー「GR H2 Racing Concept」
WEC参戦車両のトヨタ「GR010 HYBRID」
佐藤琢磨選手の2020年のINDY500 優勝マシン(ダラーラIR-12)
WRCに参戦するトヨタの「ヤリスWRC」2021年参戦モデルなど、ラリーマシンの展示

二輪車両展示

MotoGPに参戦するヤマハ「Monster Energy Yamaha MotoGP YZR-M1」、ホンダ「Repsol Honda Team RC213V」(2022)

 二輪車両展示では、MotoGPに参戦するヤマハ「Monster Energy Yamaha MotoGP YZR-M1」、ホンダ「Repsol Honda Team RC213V」(2022)といった世界のレースでも活躍する車両や、モトクロス、トライアル、ロードレースなど国内で活躍するレース車両を展示。

モータースポーツに参戦する二輪車両の展示

e-Motorsports

e-Motorsportsコンテンツも展開される

 モータースポーツエリアのコンテンツとして、10月29日に大学自動車部対抗の「GT College League 2023」、11月4日予選、11月5日決勝の17歳以下の日本最速決定戦「BRIDGESTONE GT TIME TRIAL U17」などのe-Motorsportsイベントの開催や、開催期間中は誰でも体験できるe-Motorsportsの試乗コーナーも設置。

 そのほかにも、スーパーフォミュラパブリックビューイングを10月28日、10月29日に、SUPER GTパブリックビューイングを11月5日に実施、スーパーフォーミュラについてはチャンピオン決定後、11月1日~11月5日の期間チャンピオンマシンの展示が実施される。

グランツーリスモの体験コーナー
編集部:椿山和雄