【東京モーターショー 2019】「LFA」「LC」を使ったプロジェクションマッピングが楽しいレクサスブース

プロジェクションマッピングが楽しいレクサスブース

　10月23日、東京ビッグサイト（東京都江東区有明）で「第46回東京モーターショー2019」が開幕した。10月25日はプレビューデー、10月25日～11月4日が一般公開日となる。

　東京ビッグサイト 南2ホール（SP02）にあるレクサスブースでは、メインとなる次世代電動化ビジョンを象徴した電気自動車（EV）のコンセプトカー「LF-30 Electrified」を世界初公開。さらに「五感の刺激」を体感できる空間“Lexus Senses Theater”を出展。

「聴覚｣と「視覚｣の2つの体験空間で構成されたシアターが用意され、Theater1ではガレージに置かれた「LFA」が走り出すような官能的なエンジンサウンドを360度の立体音響で再現し、聴覚を刺激する。 Theater2では「LC」のボディにプロジェクションマッピングを投影し、時間や見る角度によって表情が変わることで視覚を刺激する。人の感覚への刺激を「リアルな体験」を通し、レクサスの思想と実物のマテリアル展示に触れられるブース構成となっている。

レクサスブース

プレスデー2日目の24日に7月のGoodwood Festival of Speed 2019で世界初披露された「LC」のコンバーチブルモデル（コンセプト）が展示された。これまで内装は非公開となっていたが、隠すことなく展示されている

「LF-30 Electrified」

　レクサスブースで世界初公開されたのは、同ブランドの次世代電動化ビジョン“Lexus Electrified”を象徴したEVのコンセプトカー「LF-30 Electrified」。

　ボディ4隅のタイヤから発生したエネルギーがキャビンに向かってドライバーへ流れていくようなイメージのエクステリアデザインを採用。テールランプとサイドエアインテークには優れた空力性能や冷却性能、デザインが機能とも融合している。先進的な金属皮膜を用いた青緑の色味を含んだエクステリアカラー「Voltaic Sky」も特徴の1つ。また、4輪にインホイールモーターを搭載し、“Lexus Advanced Posture Control”などの新テクノロジーなど、従来のクルマとは一線を画したパフォーマンスを実現している。

　インテリアは、新コンセプト「Tazuna」に基づいた「人間中心」の思想を高次元で具現化されたコクピットに仕上げられた。後席のグラスルーフにディスプレイウィンドウ「スカイゲート」を搭載し、音声認識やジェスチャーコントロールで、ARによるリアルな星空やナビゲーションなどさまざまな情報を表示できるという。

LFAのエンジンサウンドを360度の立体音響で再現

LFA

　Theater1では、走りを意識したスポーティなフォルムのLFAがガレージから走り出すようなイメージで、流れる光の演出と官能的なエンジンサウンドを360度の立体音響で再現。聴覚を刺激する。

LFAを使ったプロジェクションマッピング

LFAデモの紹介

壁面にはレクサスに採用されている実際の素材を使った展示物が用意され、直接手を触れて素材の感覚を実感できるようになっている

LCが示すデザインの哲学

LC

“Theater2”には、1台の「LC｣がその強く押し出した造形美を主張するかのように展示。銀色のボディには満天の星空が移りこむようなプロジェクションマッピングを投影して、時間や見る角度によって変わりゆく表情で見る人の視覚を刺激する。

LCを用いたプロジェクションマッピング

LCに用いられるボディカラーの紹介

レクサスデザインの特徴