イベントレポート 東京オートサロン 2020

後付装着できる「ナイトビジョンシステム」。ベロフジャパンが体験コーナーを出展

2020年1月10日~12日 開催

ベロフジャパンブースに展示された後付装着できる車載用暗視モニター「Lanmodo ナイトビジョンシステム」

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2020」(1月10日~12日)。ベロフジャパンは、後付装着できる車載用暗視モニター「Lanmodo ナイトビジョンシステム」を体験できるコーナーを出展した。

 ナイトビジョンは、赤外線カメラで撮影した映像を昼間のような鮮明なフルカラー映像で映し出す自動車用暗視モニターシステム。死角の多くなる夕暮れ時や夜間、街灯が少ない郊外や高速道路、突然の雨や豪雨といった状況においても前方を確認できるようにするもの。

 ベロフジャパンが展示したLanmodo ナイトビジョンシステムは、一部車両のメーカーオプションとして装備することができたナイトビジョンを後付装着できるようにした商品。ヘッドライトで照らせる距離の約3倍となる約300m先の道路状況を確認でき、道路を横断する歩行者や自転車などを早期に発見できるとしている。

 ブースでは数m先の暗がりにミニカーを配置して、Lanmodo ナイトビジョンシステムで確認する体験コーナーが用意された。実際に体験コーナーで確認してみると、肉眼では暗くて見にくい状況下においても、ナイトビジョンにはくっきりと映像が映し出され、そこにある物体が何であるかを認識することができた。

数m先の暗がりにミニカーを配置した体験コーナー
会場の環境で肉眼で見た印象に近い写真

 製品仕様は、本体サイズは225×85×65mm(幅×高さ×奥行)で、モニターサイズは8.2インチとなっている。会場には実際に車内に取り付けた車両も用意されていた。

Lanmodo ナイトビジョンシステム

 価格については基本機能のみの「ナイトビジョン ベーシックパッケージ」(NVS001)が4万6000円(税別)。バックモニター機能を追加した「ナイトビジョン リアビューカメラパッケージ」(NVS002)が5万4000円(税別)、ドラレコ機能を追加した「ナイトビジョン ドライブレコーダーパッケージ」(NVS003)が6万5000円(税別)。

展示車両へ取り付けられたLanmodo ナイトビジョンシステム

編集部:椿山和雄