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パイオニア、高感度撮影「ナイトサイト」機能を搭載したドライブレコーダー2種
衝撃を検知した時だけ起動して撮影する「駐車監視機能(セキュリティモード)」搭載
2018年4月18日 15:48
- 2018年6月 発売予定
- オープンプライス
パイオニアは、ドライブレコーダー「VREC-DZ500-C」「VREC-DZ500」を6月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも2万2000円(税別)前後。
今回発売されたドラレコはHD画質の車載用高感度CMOSセンサーを用い、従来モデル「ND-DVR40」に比べて100分の1以下の光量でも撮影できる「ナイトサイト」機能を搭載。昼間の走行映像はもとより、夜間の走行風景や駐車監視中の暗闇でも周囲の映像をはっきりと映し出して撮影することができるという。
「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」の両機能を同時に使用することで、従来モデルのND-DVR40では補正しきれなかった明暗差の激しい状況でも白潰れや黒潰れを補正し、鮮明に撮影が行なえる。LED信号機の点滅周期に影響されにくいフレームレート 27.5fpsにも対応して、西日本に代表される電源周波数60Hzのエリアでも使用可能とのこと。
また、クルマのエンジンをかけた時から自動で録画を開始する「連続録画」、衝撃を検知するとその前後各30秒の映像を録画する「イベント録画」、撮影したいタイミングにボタンを押して、その前後各30秒の映像を録画する「手動イベント録画」、録画中にボタンを押して最大400枚まで静止画として保存できる「静止画撮影」、本体の内蔵マイクで音声を記録する「音声録画」といった機能が備わるとともに、内蔵のWi-Fiモジュールを使ってドラレコとiPhone/スマートフォン(iOS 8.0以上、AndroidOS 4.0以上)を連携させる新インターフェイスに対応。撮影しているリアルタイムな映像や、ドライブレコーダーに録画されている映像を手元のiPhone/スマートフォンで確認でき、ファイルの転送やドラレコ本体の設定といったこともできる。
そのほか、VREC-DZ500-Cでは駐停車中のクルマを24時間365日監視できる「駐車監視機能(セキュリティモード)」を搭載。衝撃を検知した時だけ起動して撮影するため、クルマのバッテリーの負荷を軽減し、長時間監視することができる。VREC-DZ500では本体内蔵の750mAhのバッテリーにより、最大90分駐車時のクルマを監視する「駐車監視機能」を搭載。衝撃検知した前後各30秒間の映像の録画が行なえる。
VREC-DZ500-C、VREC-DZ500の主な仕様
VREC-DZ500-C | VREC-DZ500 | |
---|---|---|
記録媒体 | microSDXCカード class10(16GB~128GB) | |
有効画素数 | 約130万画素 | |
記録画角 | 水平109度、垂直79度、対角144度 | |
F値 | 2.0 | |
録画モード | 1280×720P HDR、1280×720P、1280×960P | |
画像補正技術 | HDR機能、WDR機能 | |
GPS | 搭載 | |
Wi-Fi | 搭載(iOS/Android専用アプリ接続用) | |
Gセンサー | 3軸Gセンサー(イベント録画時:6段階のレベル設定可能、駐車時:6段階のレベル設定可能) | |
記録方式 | 連続録画、イベント録画、手動イベント録画、駐車監視録画 | |
録画ファイル構成 | 1分、3分、5分 | |
ディスプレイ | 1.5インチ液晶 | |
音声録音 | ON/OFF可能 | |
フレームレート | 27.5fps | |
画素圧縮方式 | 動画:MP4(H.264)、写真:JPG | |
記録映像再生方法 | 専用スマートフォンアプリなど | |
電源電圧 | 12V/24V(専用電源・AVケーブル付属) | 12V/24V(専用シガーライター電源ケーブル付属) |
電源・AVケーブル | 電源:ギボシ端子形状、AV出力:映像・音声出力ミニピンジャック | - |
内蔵バッテリー容量 | 750mAh | |
消費電力 | 約220mA(充電時:約500mA) | |
動作温度 | -10℃~+60℃ | |
外形寸法 | 75.8×42.5×77.8mm(幅×奥行き×高さ) | |
本体質量 | 104g(ブラケット、ケーブル等を除く) | |
取付推奨角度 | 30度~60度 | |
その他付属品 | 動作確認用microSDHCカード(16GB)、ミニピンジャック-RCA(オス)変換ケーブル | 動作確認用microSDHCカード(16GB) |