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パイオニア、偏光フィルター標準装着の「VREC-DH600」など新型ドライブレコーダー5機種

「VREC-DH700」「VREC-DH400」「VREC-DZ300」は別売で偏光フィルターに対応

2018年10月発売予定

オープンプライス

VREC-DH600

 パイオニアは10月2日、カロッツェリアのドライブレコーダー「VREC-DS600」「VREC-DH700」「VREC-DH600」「VREC-DH400」「VREC-DZ300」の5機種を発表した。発売日は10月発売予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万6000円~2万2000円前後(税別)。

 同社によると急速に拡大しているドライブレコーダー市場において、ユーザーが求める機能やデザイン、価格などに対するニーズの幅も広がっているといい、「偏光フィルター対応」「ダブルレコーディング機能」「ドライブレコーダーリンク機能対応」といった幅広いユーザーニーズに対応するモデルをラインアップした。

型 番店頭予想価格(税別)発売時期
VREC-DS60022,000円前後10月
VREC-DH70023,000円前後
VREC-DH60023,000円前後
VREC-DH40018,000円前後
VREC-DZ30016,000円前後

 今回発表したラインアップでは、ダッシュボード部のフロントガラスへの映り込みや対向車両のボディのギラつきなどを低減し、前方の映像をより鮮明に録画することができる「車載専用偏光フィルター」をVREC-DH600に標準装備。VREC-DH700、VREC-DH400、VREC-DZ300についても別売で対応した。

 VREC-DH700はダブルレコーディング機能に対応して、別売のバックカメラやフロアカメラと組み合わせることで、前方の映像に加えて、車両後方もしくは車室内の映像を同時に録画することができる。

VREC-DH700

 VREC-DZ300はスマートな取り付けが可能な形状の本体デザインを採用。本体をフロントガラスに直接貼り付ける形状により、ドライバーの視界を妨げにくく、カメラのレンズがフロントガラスに近くなることで、不要な映り込みも低減する。

VREC-DZ300

 VREC-DS600は「ドライブレコーダーリンク」機能に対応。同社製カーナビゲーションと組み合わせることで、録画や再生、データ消去、各種設定などのドライブレコーダーの機能をナビ画面から操作することが可能。

VREC-DS600

高画質画質

 撮影に関しては、VREC-DH700、VREC-DH600は3M(メガ)録画(約300万画素:2304×1296p)、VREC-DS600はフルHD画質(約212万画素:1920×1080p)、VREC-DH400、VREC-DZ300はフルHD画質(約207万画素:1920×1080p)の高画質撮影を実現させた。

 また、急な明るさの変化による白潰れや黒潰れを補正する「WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能」を搭載。LED信号機の明滅タイミングとずらしたフレームレート(27.5fps)の採用により信号機の状態をしっかりと捉えて記録する。

VREC-DH400

録画機能

 録画機能では、VREC-DH700、VREC-DH600は、危険な挙動(急加速、急減速、急ハンドル、速度超過)を検知すると、警告音と同時に検知前後の映像をイベントファイルとして保存する「危険挙動録画機能」を採用。

 VREC-DH700、VREC-DH600、VREC-DH400、VREC-DZ300は、駐車中に衝撃または動体を検知すると、本体内蔵の大容量バッテリー(500mAh)を使って最大50分間、前方風景を録画する「駐車監視機能」に対応した。

 そのほか、クルマのバッテリーを使って駐車中の衝撃を検知し録画する「駐車監視機能(セキュリティモード)」(VREC-DS600のみ出荷時はOFF設定)、エンジンをかけると自動で録画を開始する「連続録画機能」、走行中に衝撃を検知すると検知前後の映像をイベントファイルとして保存する「イベント録画機能」にそれぞれ対応した。