イベントレポート 東京オートサロン 2024
ブリヂストン、最新プレミアムタイヤ「レグノ GR-XIII」先行公開 フォーミュラEを見据えたコンセプトタイヤも間近に見られる
2024年1月12日 16:13
- 2024年1月12日~14日 開催
ブリヂストンは、「東京オートサロン2024」(幕張メッセ:1月12日~14日開催)で2月1日発売予定の新製品「REGNO GR-XIII」を公開している。
また、2026年の「フォーミュラE」へのタイヤ供給を見据えたコンセプトタイヤが見られるほか、本格的なレーシングシミュレーターによるドライビング体験も可能だ。
静粛性、ハンドリング、ウェット性能を高めた「REGNO GR-XIII」
「REGNO GR-XIII」は同社の主力製品の1つである「REGNO(レグノ)」の新製品。1月23日に詳細が公表され、2月1日に発売の予定となっているが、ブースではひと足早く実物をチェックできる。
同社がEV時代における新たなタイヤ設計の基盤技術と位置付ける「ENLITEN(エンライトン)」を採用しており、再生可能資源などを用いる「資源循環性」を高めたうえで、静粛性を大幅に向上させるだけでなく、ハンドリング性能、ウェット性能なども向上させているという。
このENLITENをバックグラウンドに開発したレースタイヤも展示している。2026年からブリヂストンが単独タイヤサプライヤーとして決定しているフォーミュラEを見据えたコンセプトタイヤや、オーストラリアで2年ごとに開催しているソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge」用のタイヤ、そしてEVやFCVで電費効率などを競う「Bridgestone FIA ecoRally Cup」用のタイヤがそれぞれ確認可能だ。
さらに、ブースの一角には2台のレーシングシミュレーターが設置されており、イベント開催期間中は誰でも試遊できる(要整理券)。PC用カーシミュレーションゲーム「アセットコルサ」を1人15分間プレーでき、1月13日(土曜日)と14日(日曜日)のそれぞれ16時からは、スーパーフォーミュラの古谷悠河選手とスーパーFJの樺木大河選手のレースバトルも開催するとのこと。