ケータハム、初のEVスポーツカーコンセプト「プロジェクトV」と「セブン 340」を日本初公開

「セブン 340」

　ケータハムカーズ・ジャパン（エスシーアイ）は、「東京オートサロン2024」（幕張メッセ：1月12日～14日開催）に出展。ケータハム初のEVスポーツカーのコンセプトモデル「プロジェクトV」と、これまでの「セブン 270」の後継モデルとなる「セブン 340」を日本初公開した。

　プロジェクトVは、2023年7月13日に英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開された、2025年後半から2026年前半に投入予定の軽量EVクーペのコンセプトカー。シングルモーターは最高出力200kW（272PS）、0-100km/h加速4.5秒未満、最高速は230km/hを出す。重量は1190kg未満でWLTP航続距離は400km。バッテリを前後に分けて配置することで、セブンシリーズとほぼ同じドライビングポジションだという。リアシートが1人乗りの仕様と2人乗り仕様が用意される予定。

ケータハム「プロジェクトV」

　セブン 340はセブン 270の後継モデル。最高出力126.5kW（172PS）/7250rpm、最大トルク174Nm/6500rpmを発生するフォード製直列4気筒2.0リッターデュラテック・エンジンを搭載する。トランスミッションは5速MT。ロード志向の「S」モデルとサーキット志向の「R」モデルから選択できる。価格は「S」が1039万5000円、「R」が1061万5000円。

ケータハム「セブン 340」