イベントレポート 東京オートサロン 2025

アルピーヌ、 JAF全日本ジムカーナ選手権チャンピオンマシンなど「A110」シリーズ3台を展示

2025年1月10日〜12日 開催

ピンクのカラーリングで目をひく、2024年のJAF全日本ジムカーナ選手権 PE1クラスのチャンピオンになった山野哲也選手のチャンピオンマシン「EXEDY 71RS A110R」

 千葉県千葉市美浜区の幕張メッセ(千葉県千葉市)で、カスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2025」が1月10日〜12日の会期で開催されている。

 アルピーヌ・ジャポンは、西ホール2にブースを出展。2024年のJAF全日本ジムカーナ選手権 PE1クラスのチャンピオンになった山野哲也選手のチャンピオンマシン「EXEDY 71RS A110R」(ベース車両は「A110 R」)が展示されている。

 2024年に9戦開催されたPE1クラスでタイトルを獲得(4戦のみ3位、ほかすべて1位)。アルピーヌ A110で3年連続、JAF全日本ジムカーナ選手権で通算24度目のチャンピオン獲得となり、これは日本記録となり、A110の能力の高さを表している。これに加え「A110 R TURINI(チュリニ)」「A110 GT」も展示している。

山野哲也選手のチャンピオンマシン「EXEDY 71RS A110R」
「EXEDY 71RS A110R」

A110 R TURINI

 A110 R TURINIは、直列4気筒1.8リッターターボエンジンをミッドシップにマウント。最高出力221kw(300PS)、最大トルク340Nmを発生し、トランスミッションは7速DCT。フロントスプリッター、ボンネット、サイドスカート、リアスポイラー、ディフューザー、リアフード、バケットシートなどに徹底してカーボンを使い軽量化、車両重量を1100kgにおさめている。

「A110 R Turini」
「A110 R Turini」
「A110 R Turini」の内装
「A110 R Turini」の内装

「A110 GT」は、その名のとおりグランツーリスモ寄りのモデル。パワートレーンの最高出力や7速DCTは変わらずに、車両重量は1120kgとなっている。

「A110 GT」
「A110 GT」

 そのほか、オプションの全7色から変更可能なブレンボ製フロントブレーキキャリパー、A110 R TURINIで変更可能なアクラポビッチ製チタンエグゾースト、「O.Z ESTREMA FORGIATA APLINE A110」の鍛造アルミホイールが展示されている。

全7色から変更可能なブレンボ製フロントブレーキキャリパー
アクラポビッチ製チタンエグゾースト
「O.Z ESTREMA FORGIATA APLINE A110」の鍛造アルミホイール

 また会期中11〜12日には、山野選手を招いてのスペシャルトークショーやプレゼンテーションが行なわれる。

山野選手を招いてのスペシャルトークショーを開催
アルピーヌのブース
村上俊一