ル・マン24時間レース、トヨタが初優勝を逃す。TS050 ハイブリッド 5号車がストップ

　6月18日～19日（現地時間）開催されたル・マン24時間レースは、トヨタ「TS050 ハイブリッド」5号車がゴール直前にストップ。ポルシェ 919ハイブリッドの2号車（ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マーク・リーブ）が優勝した。トヨタは初優勝を逃した。

　2位はトヨタ TS050 ハイブリッドの6号車（ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ/小林可夢偉）となった。

　レースは、終盤までポルシェとトヨタがトップ争いを展開した。そのなかで、ポルシェ勢はレース序盤、919ハイブリッドの1号車（ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー）が、ウォーターポンプ（冷却装置）の交換とそれに伴ったダメージを修理するため2時間半にわたるピットストップから優勝争いから外れた。

　その後のレース終盤まで、残るポルシェの2号車とトヨタの5号車、6号車の3台がほぼ同一周回を走行するなど、ピットストップごとにトップが入れ替わる熾烈な戦いが続いた。最後30分を残したところで、トヨタ5号車とポルシェ2号車が同時にピットイン、程なくしてポルシェ2号車が再びピットインしたがトヨタの5号車がゴールを前にストップ、トヨタの初優勝を逃した。

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