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「Yahoo!カーナビ」を活用した新保険サービス開発をヤフーとソニー損保が共同実施

参加同意を得た上で2017年春から約1年間のモニターテストを実施

2017年2月1日 発表

ヤフーとソニー損保による新しい取り組みのアウトライン

 ヤフーとソニー損害保険は2月1日、ヤフーのiOS、Android対応無料カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」で得られる運転特性データを活用し、新しいテレマティクス保険商品や関連サービスの開発に向けた共同研究を開始すると発表した。

 この新しい提携では、ソニー損保の自動車保険に加入している一部の保険契約者を対象に、本人の参加同意を得た上で2017年春から約1年間の予定でモニターテストを実施。モニターテストの協力者が使用するYahoo!カーナビで計測された「走行速度」「急加速」「急減速」などの運転特性をデータ化して、テレマティクス保険の1つである「運転行動連動型(Pay How You Drive:PHYD)保険商品」の開発に活用する。

 この発表のなかでは、2014年7月から配信を開始したYahoo!カーナビを使い、目的地までのナビゲーションに加え、ドライバーの安全運転の意識や運転の利便性を高めるサービスを提供しているヤフーと、ユーザーにとって納得感のある保険商品を提供することを目指し、2015年2月に1人ひとりのリスクを保険料に反映させる運転行動連動型(PHYD)自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」の販売を日本で初めて開始したソニー損保という両社の知見を活かし、ドライバーの安全運転支援や事故防止につながる新たなサービスや、より納得感のある新しい保険商品の開発に向けた検討を進め、自動車事故の削減に貢献していくとしている。