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【レッドブル・エアレース千葉 2017】東京湾上空を零戦が飛んだ。決勝日6月4日も飛行予定

2017年6月3日~4日 開催

零戦(零式艦上戦闘機)が東京湾上空を飛行した

 千葉県の千葉県立幕張海浜公園で開催されている「レッドブル・エアレース千葉 2017」で6月3日、会場となる東京湾上空を零戦(零式艦上戦闘機)が飛行した。

 この日会場では予選が行なわれており、予選終了後の17時30分ごろ、東京スカイツリー方面から零戦が飛来、会場上空を2周して飛び去って行った。

 今回飛行した零戦は「零戦里帰りプロジェクト」の一環として飛行したもので、機体は三菱重工業が1942年に製造した零式艦上戦闘機二二型で、全長9.06m、全幅12m、重量1863kg、最高速540.8km/h。南太平洋のパプアニューギニアに残された残骸から復元されたもので、世界に現存する4機(レプリカを除く)のうち、現在も空を飛ぶことのできる貴重な1機という。

 なお、零戦の飛行は明日も予定されており決勝前の12時30分ごろ飛行予定。

 レッドブル・エアレース千葉 2017では、決勝日6月4日は13時から14名のパイロットによる対戦「Round of 14」、その勝者7名と敗者の中から最速タイムを記録した1名を加えた対戦「Round of 8」、その勝者4名の中から最後に優勝者を決定する「Final 4」が実施される。

 なお、競技時間等のスケジュールは、天候等により大幅に変更となる可能性があるので、最新の情報は公式サイトで確認していただきたい。

東京スカイツリー方面からやってきた零戦