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「インディ500」を制した佐藤琢磨選手がANA173便で成田空港に帰国

「この勝利を機に、また新たに頑張ろうと思う」と琢磨選手

2017年6月12日 帰国

成田空港に帰国した佐藤琢磨選手

 6月12日、米国インディアナ州で行なわれた世界三大レースの1つ「インディ500」を制した佐藤琢磨選手が帰国した。米国 ヒューストン発、成田15時20分着のANA173便は定刻より早い14時過ぎに成田空港に到着し、14時40分にファンが待つ到着ロビーに姿を現した。ロビーでは集まった多くのファンのリクエストに応え、サインを書いたり会話を楽しみ、その後に琢磨選手のレース活動をサポートしてきたANA(全日本空輸)のスタッフによる花束贈呈式が行なわれた。

ファンの待つ日本に帰国した「インディ500」ウィナー佐藤琢磨選手
集まったファンのリクエストに笑顔で応え続ける琢磨選手。琢磨選手自身もとても楽しそうだ
ロビーではANAスタッフによる花束贈呈式が行なわれ、花束が手渡された

 琢磨選手は集まった報道陣に「ずっと持ち続けた夢が叶い、信じられない気分だ。(ここまでの道のりは)長かったような気もするが、なにひとつ無駄なことはなかったと思う。アスリートとしては決して若くないほうだが、この勝利を機にまた新たに頑張ろうと思う」と語り、空港を後にした。

 なお、ANAは琢磨選手の“常に高い目標に挑戦し続ける姿勢”を自社の企業姿勢に重ね合わせて2012年からサポートを続けているが、今回の「インディ500」での偉業達成は社内のカーレース好きはもちろん、この世界をあまり知らなかった社員など多くの人の心にまで響き、社内のムードも盛り上がっているとのことだ。

花束贈呈式では報道陣による撮影の終了後、受け取った花束をファンに向かってすぐに披露。どんなときもファンとのコミュニケーションを大切にする琢磨選手ならではのひとコマだ
報道陣に「勝利のあと、自分を取り巻く環境が激変した」と語る琢磨選手
琢磨選手は「(ここまでの道のりは)長かったような気もするが、なにひとつ無駄なことはなかったと思う。アスリートとしては決して若くないほうだが、この勝利を機にまた新たに頑張ろうと思う」と語り、空港を後にした