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佐藤琢磨選手のインディ500優勝を讃える道頓堀の“グリコサイン”を見てきた

2017年6月1日~7日 各日日没30分後~24時 実施

6月2日のメッセージ公開中の様子

 大阪 道頓堀にある「道頓堀グリコサイン」では、江崎グリコもスポンサードする佐藤琢磨選手が「インディ 500」で初優勝したことを讃えるスペシャルメッセージが6月7日まで流されている。

「佐藤琢磨選手 優勝おめでとう」「江崎グリコは、佐藤琢磨選手を応援しています。」のメッセージとともに、4枚の写真をスライドショー形式で公開
20時45分ごろ、スペシャルメッセージの公開がスタート
メッセージをより間近で撮影しようと、空いたスペースに観客が次々と移動していく
撮った写真を確認しながら、何回もシャッターを切る光景が見られた
スマートフォンも多いが、立派な一眼レフカレラや三脚に据えたムービーカメラなど、観客は思い思いの機材でスペシャルメッセージを収めていく
60秒のスペシャルメッセージは、静かに始まり静かに終わっていった

 グリコの公式Twitter(@GlicoPRJP)の情報では、公開は「日没30分後~24時」となっていたが、取材に訪れた6月2日には、20時45分ごろからグリコサインがスペシャルメッセージに切り替わっていた。このグリコサインは昨今、海外から訪れた観光客が足を運ぶ人気観光スポットとなっており、日没以前は海外からの観光客が“グリコサインのポーズ”で写真を収めている光景が中心となっていたが、あたりが暗くなってくるにつれてグリコサインをじっと静かに見つめている人が増え、20時を過ぎたころには“そのとき”を待ち構えているといった20~30人ほどの姿が見られるようになった。

 メッセージは予告などもなく、静かにグリコサインの表示が切り替わり、60秒ほどで終了。待ち構えていたであろう人たちは撮影などしていたが、終了後にはたまたま通りがかった人々の「なに? 今の特別なヤツなの?」といった声も聞こえた。

次第に周囲が暗くなって、ほかのネオンが点灯しはじめても、グリコサインはなかなか点灯しない
道頓堀川で運行している観光船はグリコサインの前で止まり、しばらく撮影タイムを設けながらさまざまな解説をしていたが、一部のガイドさんはメッセージ公開にも触れ、「今はまだ出てないですけど、暗くなったらパッと出るんで、あとで戻ってきて見てくださいね~」とPRしていた
日没後に点灯したあとも、グリコサインはしばらく通常の演出を実施。2014年から6代目にリニューアルした現在のグリコサインは14万個のLEDを照明に使っており、ゴールを駆け抜けていたり、時間帯が朝から夜に移り変わるといったアニメーションを披露している
スペシャルメッセージの公開では、グリコサインが徐々に暗転しながら、佐藤琢磨選手に入れ替わった