ニュース

ルノー、“シャシーカップ”グレード追加など「ルーテシア ルノー・スポール」をマイナーチェンジ

チェッカーフラッグをモチーフにした「R.S.ビジョン」採用など外観を変更

2017年7月6日 発売

284万円~329万円

ルーテシア ルノー・スポール(R.S.)をマイナーチェンジ(写真はシャシーカップ)

 ルノー・ジャポンは7月6日、「ルーテシア ルノー・スポール(R.S.)」をマイナーチェンジして発売した。価格は284万円~329万円。ステアリング位置は右のみの設定。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
ルノー・スポール シャシースポール直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボ6速EDC2WD(FF)2,840,000円
ルノー・スポール シャシーカップ3,090,000円
ルノー・スポール トロフィー3,290,000円

 今回のマイナーチェンジでは、直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボエンジンやデュアルクラッチトランスミッションの「6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)」はそのままに、外装デザインを刷新。

 一番のポイントは、これまでの「シャシースポール」「トロフィー」の2グレードに加えて、新たに中間グレードとして「シャシーカップ」を追加したこと。それぞれ足まわりのセッティングなどが異なる仕様になっており、「シャシースポール」では前モデル(3世代目ルーテシアR.S.)から前輪の強度を高めるためインチアップしたパーツを使用し、後輪では260mmのブレーキディスクと大型アンチロールバーで強度を10%アップ。「シャシーカップ」では「シャシースポール」に比べ3mmのローダウンを行なうとともに、フロントサスペンションを27%、リアサスペンションを20%ハードなセッティングとした。さらに「トロフィー」では、「シャシーカップ」から前部を20mm、後部を10mm下げたシャシーを採用して低重心化が図られている。

 エクステリアではフルLED化されたヘッドライトにCシェイプのアクセントが与えられたほか、ポジションランプ/フォグランプ/ハイビーム/コーナリングランプとして機能するチェッカーフラッグをモチーフにした「R.S.ビジョン」、新デザインのフロントバンパーなどを採用。また、「シャシーカップ」「トロフィー」では新デザインとなる「R.S.」ロゴ入りの18インチアロイホイールを装備している。

ルーテシア ルノー・スポールのボディサイズは4105×1750×1435mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2600mmと、マイナーチェンジ前と同様のスペック
エクステリアではポジションランプ/フォグランプ/ハイビーム/コーナリングランプとして機能するチェッカーフラッグをモチーフにした「R.S.ビジョン」の採用が新しい
「シャシーカップ」「トロフィー」は新デザインとなる「R.S.」ロゴ入りの18インチアロイホイールを装備。タイヤサイズはともに205/40 R18となるが、「シャシーカップ」はダンロップ「SPORT MAXX」を、「トロフィー」はミシュラン「パイロット スーパースポーツ」を装着

 インテリアではヘッドレストの「R.S.」ロゴを赤色にするとともに、シート表皮を滑りにくいデザインに変更した。

インテリアではシート表皮を滑りにくいデザインに変更するとともに、ヘッドレストの「R.S.」ロゴを赤色に変更。なお、グレードによって内装に大きな変更はない

 なお、エンジンスペックについては「シャシースポール」「シャシーカップ」が最高出力147kW(200PS)/6050rpm、最大トルク240Nm(24.5kgm)/1750rpmを、「トロフィー」が最高出力162kW(220PS)/6050rpm、最大トルク260Nm(26.5kgm)/2000rpmを発生する。

直列4気筒DOHC 1.6リッター直噴ターボエンジン