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ホンダ、新型「N-BOX」が2017年度「JNCAP予防安全性能アセスメント」で最高評価「予防安全性能評価 ASV++」獲得
被害軽減ブレーキ(対車両)、車線逸脱抑制、後方視界情報の3項目で満点
2017年11月2日 12:39
- 2017年11月1日 発表
本田技研工業は、9月1日に発売した新型トールワゴン「N-BOX」が国土交通省とNASVA(自動車事故対策機構)が実施している自動車アセスメント「JNCAP」の2017年度「予防安全性能アセスメント」で、最高評価となる「予防安全性能評価 ASV++」を獲得したと発表した。
新型N-BOXではホンダ車として初めて「後方誤発進抑制機能」を搭載したほか、ホンダの先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全グレードで標準装備。ボディには1180MPa級の超高張力鋼板をサイドパネルなど全体の11.7%に使用するほか、780MPa級以上の高張力鋼板の使用率を約47%に高め、フロア構造に衝突エネルギーを効率よく分散・吸収する「トラス構造フロントフレーム」を採用するなど、全長、全幅に上限がある軽自動車規格のなかで安全性を高める取り組みを進めている。
N-BOXのG・Honda SENSINGを対象に実施された試験では、4項目のうち「被害軽減ブレーキ(対車両)」「車線逸脱抑制」「後方視界情報」の3項目で満点を獲得。79.0点満点中で76.6点となり、2017年度の予防安全性能アセスメントに参加した軽乗用車における最高得点となった。